誰も教えたがらない!キャッチーなメロディの極意48 の商品レビュー
ありきたりなコード進行による作曲本ではなく、 メロディーに対する詳細な機能を分析・解説してくれる貴重な本。 意味のない歌詞の意外な効能 同じリズムを錯覚させる譜割 小室哲哉と童謡の類似性など思わず笑ってしまうほど驚きの連続でした。
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好きなバンドの曲が取り上げられていたので読んでみた。 彼らの曲たちにどうして惹かれるのか、明確な言葉にしてくれていた。ファンとして嬉しい限りです。 「歌詞には載っていないフレーズもちゃんと意味を持っている」というようなことをボーカルが言っていたけれど、それは本人たちやファンたち...
好きなバンドの曲が取り上げられていたので読んでみた。 彼らの曲たちにどうして惹かれるのか、明確な言葉にしてくれていた。ファンとして嬉しい限りです。 「歌詞には載っていないフレーズもちゃんと意味を持っている」というようなことをボーカルが言っていたけれど、それは本人たちやファンたちの想いみたいなカタチのない言わば精神世界のような話だけでなく、曲のメカニズムとしてもその存在は必要なものであるらしい。 ライブでオーディエンスに歌わせてくれる、彼らと言えば、のあのフレーズは、その曲にとってデザートになるのだとか。「そうかあれはデザートなのか…」とちょっと笑ってしまった。たしかに、待ち望んでいるものなあ。 ほかにもさまざまなアーティストの曲が取り上げられている。それぞれ、この本で論じられているような手法を意図的に使って曲を作っているのか、できた曲がその手法にのっとったものになっていたのか。結果論なところもあるのだろうなとは思う。けれども、長く愛される曲、誰もが知っている曲には理由があるのだと分かった。 曲作りをしない人にとっても面白い一冊でした。
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技巧的なところというよりは、一般的な範疇でポップミュージックに散りばめられたヒットのエッセンスを挙げています。いろいろ改めて言われると興味深かったです。ただ、食べ物に例えるケースが散見されますが、そこでわかりやすさが少し削がれています(笑)
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