コラムニストになりたかった の商品レビュー
アグネス事件のことが少し書かれていますが、言い訳にしか感じられませんでした。今もあの発言が正しいと思っているならコラムニストとしてどうなの?時代を流れが見えていないの?と思いました。
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著者の本は一年に一回、年末に出る随筆集を楽しみにしている私にとっては嬉しい思いがけない一冊だった。 大学卒業後から現在までの著者の歩んできた半生を、その時代の背景や出会った人やちとの思いを綴った本。 意外だったのは(失礼)若い頃、同じ会社の上司?から ”息子の嫁に”とか町中でナンパされて一緒にお茶したエピとかモテてたんだなと思わせるとこがけっこうあって、 きっと私のイメージするクールな感じとは違ってもっと、明朗闊達は女性だったんだろうな。 無愛想で人付き合いがあまり得意ではないとなるけど、 その割に行く先々で気の合う友人ができ、著名な人(勘三郎、赤塚不二夫、たこ八郎に手を舐められた話しは笑った)からも気に入られ、わかる人にはわかるんだね。 森茉莉や笠智衆にインタヴューってのもすごいし、あと山田風太郎ね。 電車を乗り間違えて15分遅刻した著者を”そそっかしいなぁ”と笑ってくれて対談後は奥様の手料理が食べきれないほど出てきて、編集者たちが呑んだり食べたりするのを愉しそうに眺めていたっていう氏をいっぺんに好きになったわ。
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