くらやみきんしの国 の商品レビュー
語り口はユーモラスだし、絵の雰囲気も明るいけど、話の内容はなかなかにブラックなのでは。いろいろ考えられそう。
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9歳0ヶ月の娘 6歳0ヶ月の息子に読み聞かせ 大臣たちの策がすごい 国民の声を情報操作?するなんて! 私たちも 実はうまいこと転がされているのか?? と、ある意味、別の角度から政治について考えてみたり。
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極度というほどではないけど暗闇を怖がる子ども。その子がたまたま王位継承者であった。王さまになった時、心はまだ暗いの怖い子どものままなのに、王の権力でどうにでもできることは知っている。それも強権ではなく、世論にかこつけるのが、悪い政治家みたいでイヤですねぇ。
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〈 おかしなさわぎをユーモラスに描いたちょっぴりこわいゆかいな絵本〉 著者は現在、ロンドンのロイヤル・ドローイング・スクールで教鞭をとっているそうです。受賞歴も多いとか なんかこわいなあと思わせてくれる絵本 王様 それを取り囲む忠実な家来 でも、でも とんでもないお話だけれど...
〈 おかしなさわぎをユーモラスに描いたちょっぴりこわいゆかいな絵本〉 著者は現在、ロンドンのロイヤル・ドローイング・スクールで教鞭をとっているそうです。受賞歴も多いとか なんかこわいなあと思わせてくれる絵本 王様 それを取り囲む忠実な家来 でも、でも とんでもないお話だけれど、ありそうな…… 本当に怖いのはくらやみではなく…… かわいい王様でよかったです ≪ くらやみは こわいだけでは ないんだよ ≫
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8歳2か月、こども図書館の書架とは別の入り口のおすすめコーナーに平積みされてたのをママが借りました。 うちの子は面白本が好きみたいなので。 幼児期から小学校低学年にかけて「王さま」とう職業(地位)は、気になるエライ存在で一度はなってみたいと思うもの。 たしかに暗闇をこわがる時期...
8歳2か月、こども図書館の書架とは別の入り口のおすすめコーナーに平積みされてたのをママが借りました。 うちの子は面白本が好きみたいなので。 幼児期から小学校低学年にかけて「王さま」とう職業(地位)は、気になるエライ存在で一度はなってみたいと思うもの。 たしかに暗闇をこわがる時期もありましたよね。 王さまになる予定の男の子が、即位と同時に「くらやみきんしの国」にしてしまうワケです。 この本は幼児でも単純に楽しめる本だけど、小学2年生くらいになると考える力や想像する力が育まれる時期なので、色々考えちゃうみたいです(*^^*) ママとしては、自分で考える力+行動する力、そして結果がどうなるか、更に結果に対しての責任までとれる大人になるまで色んな本を与えてみたいです。 その中の1冊かな。 私自身は好奇心と衝動を抑えられないフットワークの軽い子供でしたが、こどもは今の所、かなりの慎重派みたい。 赤ちゃんの頃は超積極的で楽天家だったのに、転園という壁で性格が変わっちゃったのかな~と心配してたけど、面白本が好きなのは変わらないみたいです。 「面白かったけど、こないだのおもしりとりのほうが楽しかった」とのことでした。 明日、2年生の教室読み聞かせで、この本を読む予定です。 タイマーで計ってみると、この本は普通に読むと8分ちょい、早く読むと7分、ゆっくり読むと10分弱。 ボランティアや父兄の会、学校などで読んであげるには丁度良い尺です。
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くらやみが怖かった王子様。 王様になったらくらやみを何とかしようと考えていた。 そして王様になり、「よし、くらやみはきんしにしよう」と思い立つ。 子どもなら多かれ少なかれあるくらやみへの恐怖(うちの子も苦手)で引き込み、それを無謀な策で解決しようとする展開がとても面白い。 もちろん明るいままじゃ何かと支障が出始め、国民が奮起。 そして王様もとあることから自分の行き過ぎた行いに気付き、反省するという結末になるのだけれど、そこに至るまでに挟み込まれるエピソードだったり、国民たちの取った作戦、その物語としての描き方がありきたりでなく、とっても楽しめた。 そして何度も読まされた。 最後は常夜灯を点けて寝れば怖くないねってことで、我が家でも小さな灯りに切り替えおやすみなさいになるのでした。
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低学年の読み聞かせにちょうど良いボリューム。どんな時に読むのが効果的に子どもたちの心に響くか?思案中
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図書館本。私の選定本。書店で平積みされていて、取り寄せた本。最後のページの問い、失ったものってなんだろうね?と聞いたら、即答。ストーリーはしっかり追えているようです。
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くらやみが怖かった王子様は、そのまま王さまになって暗闇を禁止する命令を出せる立場になってしまいました。大臣は止めるどころか、国民を思い通りに動かす方法を献策します(自分たちで決めたと思い込ませるんです)。国民も、暗闇が悪いものに思えてきて、明るい毎日に大喜びします。しかし、眠れない日々に国民は不満を抱き始めました。大臣は楽しいことで不満を忘れさせようとしますが、国民たちも今度は操られっぱなしではありません。さて、暗闇をめぐる攻防の結果は? 国民たちの解決策はやさしくかしこいもので、素敵です。ここぞ、という時の花火のシーンでは色の使い方が印象的。のっぺりした黄色と黒と白の世界から、あらゆる色があふれかえって、多様で雑多で活き活きして見えました。 国民を操る流れは生々しく、考えさせられます。嫌いなもの・苦手なものをその面しか見ようとせず、滅ぼそうとする王さまのやり方と、素晴らしい面や活かす方法を示す国民のやり方と、どちらが素敵かと言えば一目瞭然なのですが、自分の日常に翻って見た時……胸に刺さります。 大人になった今だからこそ、読んでよかったと思える絵本でした。
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かわいらしい表現の割には内容は独裁政権とプロパガンダによる情報.思想の操作。うん、これ戦時中とかによく行われたことだよね。それを優しく教えてくれる絵本。 音読で約8分。
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