お龍のいない夜 の商品レビュー
龍馬とお龍のラブストーリー。坂本龍馬の恋文のタッチが面白い。 千葉さなのストーカー的な行動と思い込みがいいエッセスになっていると感じた。 龍馬の史実の小説にもチャレンジしたい。
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私の大好きな作家、風野真知雄さんが、 数々の名作がありながら、描かずにはいられなかったのが このホン「お龍のいない夜」 坂本龍馬と京都の女性お龍のもの語りだ。 走るように歩く坂本龍馬が藩も違う面々と話をし、思い描く新しい日本を作ろうと東奔西走する。 そんな青年が、3年も江戸に剣...
私の大好きな作家、風野真知雄さんが、 数々の名作がありながら、描かずにはいられなかったのが このホン「お龍のいない夜」 坂本龍馬と京都の女性お龍のもの語りだ。 走るように歩く坂本龍馬が藩も違う面々と話をし、思い描く新しい日本を作ろうと東奔西走する。 そんな青年が、3年も江戸に剣術を学ぶために遊学したそんな青年が果たして、いつまでも土佐弁に固執するだろうか? 話し言葉を江戸調にし、多数あったはずの文も、候文と口語文を混ぜて表現。 坂本龍馬らしいリズムが一冊の中に息づいている。 走り抜けてしまった青年。 あの場所で、お龍がいたなら、明治政府にはいただろうか? お龍がいうように貿易商にでもなっていただろうか?
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