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バブル・コンプレックス の商品レビュー

3.2

11件のお客様レビュー

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2022/06/18

自分たちバブル世代はこう、この世代はこう、あっちの世代はこう、となんだか決めつけてる感じで、しかも「そうかな?」と思うようなところもあって、この人の書いたものにしてはイマイチ

Posted byブクログ

2022/03/05

同じ時代を生きてきているので、上記のような意見には納得、同意するのだが、共感ができない。また、女性が女性向けに書いたものだからだとも思う。とは言いながら、柴門ふみや斎藤美奈子には共感できるのだが。同世代の女子のせいか?まさか、中学生ではあるまいに。育ってきた環境が違うからだろう。...

同じ時代を生きてきているので、上記のような意見には納得、同意するのだが、共感ができない。また、女性が女性向けに書いたものだからだとも思う。とは言いながら、柴門ふみや斎藤美奈子には共感できるのだが。同世代の女子のせいか?まさか、中学生ではあるまいに。育ってきた環境が違うからだろう。たぶん。 以下、引用 ●私達は生まれてからずっと平穏な世の中に生き、苦労らしい苦労もせずに中年となり、(中略)不自由を体験したことがないので、「世の中を変えなくては」という思いを持たずにきています。

Posted byブクログ

2022/02/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

会社のバブル世代にうんざりした経験から手に取ってみた。この小気味いい文章を書く大好きな著者さんが、まさかのバブル世代だったことにびっくり。著者が染まりにくい人なんだと思うけど、著者が指摘する通り、著者は当時の会社や組織に属さなかったというのも大きいのではないかと思う。 いわゆる会社のお荷物的な部分への言及もあったが、別の部分で新たな発見もあった。バブル世代の知人女性に、どんなときも話題泥棒、自分の話ばかり、常に張り合ってくる、ナチュラルノーメイク白髪ロングと草食系っぽい見た目なのに壮絶な肉食系で不倫アピール…という人がいて、いったいなんなんだろ…と思っていたけど、本書を読み、その人個人というかその世代にありがちな一類型なんだと初めて知った。

Posted byブクログ

2022/01/20

バブル世代も50歳代を通り過ぎて60歳間近。自身もバブル世代である著者が、自虐ネタも含めて、バブル世代の特徴を分析している。しかし、同じバブル世代といえども、高校・大学・就職と東京や首都圏で過ごした層と地方で過ごした層とには、若干の違いがあるとも思われる。とはいえ、こうしたバブル...

バブル世代も50歳代を通り過ぎて60歳間近。自身もバブル世代である著者が、自虐ネタも含めて、バブル世代の特徴を分析している。しかし、同じバブル世代といえども、高校・大学・就職と東京や首都圏で過ごした層と地方で過ごした層とには、若干の違いがあるとも思われる。とはいえ、こうしたバブル世代を通して、戦前・戦中生まれ、団塊世代、団塊ジュニア世代、ロスジェネ世代といった各世代、世代間ギャップなどにも軽快なタッチで言及されており、興味深い。

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2021/05/02

バブル! 本書でも触れられているが、バブルといえば、平野ノラ氏のイメージ。 ベイサイドのディスコでジュリ扇持って踊り、ソバージュヘア、肩パッド張った華やかな服にフューシャピンクのリップ、眉の太いイケイケお姉さん! 株価は爆上がりで万札持ったお兄さんがカッコつけてタクシーを停める…...

バブル! 本書でも触れられているが、バブルといえば、平野ノラ氏のイメージ。 ベイサイドのディスコでジュリ扇持って踊り、ソバージュヘア、肩パッド張った華やかな服にフューシャピンクのリップ、眉の太いイケイケお姉さん! 株価は爆上がりで万札持ったお兄さんがカッコつけてタクシーを停める… そんな楽しそうな時代だったんでしょ?!と母に尋ねた。 しかし、 「そもそもバブル世代から外れるし、 進学のために東北から出てきて地方公務員やってる若い女にバブルの恩恵があると思うか? 公務員やる奴なんてバカだ貧乏人だと嘲られてた時代だよ」 と抑揚のない声で話していたのを聞き、完全にイメージだけで私は語っていた(母ごめん)。 一方、著者はバブル世代だが、こう指摘する。 バブルを作ったのは私たちの世代ではなく、私たちは浮かれた空気に飲まれていただけ、と。 確かにそうだ。 女子大生ブームも、就職も、この世代の人たちはその雰囲気の中に生きていただけ。 別に陰謀論を語るつもりではないが、立役者は他にいた。 しかし同世代のとんねるずの凋落を嘆き、少子化を嘆きながら、「でも、まいっか!」と言えるゆるさは、なんだか羨ましくもある。 ダメな世代、おバカ世代なんて笑いながら言えるのは余裕がある時代を過ごせたからではないのかなと思う。 『なんとなくクリスタル』も、とんねるずも、高い車も「気合い入れろ」も良さがちぃともわからないけれど、 明るくカラッとしたそんな雰囲気は私も少しおこぼれに預かりたいと思う。 本書の感想を一言で表すなら、

Posted byブクログ

2021/03/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この話をこんなに延々と書くのもどうなの?と思わないでもないけど、ようするに負け犬の遠吠え同様に、我々は苦労知らずの浮かれトンボ、昭和末っ子なので基本気質は昭和感丸出しなのに晩婚化と少子化に先鞭をつけちゃったわよね、会社でも邪魔よね、申し訳ないわね、でもそれがなにか?っていうことよね。 これ、バブル世代が読めばそれなりに楽しめるかもしれないけどそれ以外の皆さんはどうなのか。。。

Posted byブクログ

2021/03/04

昭和41年に生まれ、平成元年に就職した著者は自分たちのことを「昭和の最下級生」と呼び、本書では様々な世代との比較して論じる。その中では、この世代が体験した様々なもの(今の若い世代は知らないもの)やことが次々登場する。そのため、本書は読み手をかなり選ぶのではないか。同じ空気を吸った...

昭和41年に生まれ、平成元年に就職した著者は自分たちのことを「昭和の最下級生」と呼び、本書では様々な世代との比較して論じる。その中では、この世代が体験した様々なもの(今の若い世代は知らないもの)やことが次々登場する。そのため、本書は読み手をかなり選ぶのではないか。同じ空気を吸った世代からは「あるある」という共感を得られるだろう。もしかすると、うんと離れた世代からは「そういうことがあったのか」という興味や関心を得られるかもしれないが、やはり近い世代以外だけが盛り上がる一冊のような気がする。

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2021/01/17

バブル世代の筆者によるバブル世代論。 酒井順子節は相変わらずでスッと読めた。私はバブル世代じゃないんだけど、バブル世代ってそうなのか〜って思った。私の知ってるバブル世代の先輩たちは、おしゃれで言いたいこと言う、なんか豪快な感じ。あの方達がバブルかあ〜と思いを馳せた。

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2020/12/29

就職氷河期世代がバブルに対して抱くコンプレックスかと思ったら、バブル世代が恵まれた人生を送ってきたために問題意識を持つこともなく、世の中に貢献してこなかったと言うコンプレックスの話。実際のところ、バブル世代がその様なコンプレックスを持っているようには思えなくてあまり共感できず。

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2020/12/29

本編を読む前に「文庫版おわりに」を読んで欲しい。本編のモヤモヤ感が少しはまぎらわせる事が出来るかも知れない。 元々読み流す感じで買ったが、それにしても文章が軽い。バブルという時代自体の軽さとは違う、軽やかなエッセイとも違う一種の空虚さ。 バブルとも真正面に向き合えば読ませる文...

本編を読む前に「文庫版おわりに」を読んで欲しい。本編のモヤモヤ感が少しはまぎらわせる事が出来るかも知れない。 元々読み流す感じで買ったが、それにしても文章が軽い。バブルという時代自体の軽さとは違う、軽やかなエッセイとも違う一種の空虚さ。 バブルとも真正面に向き合えば読ませる文章は出来るはずだが、東京生まれで学生時代からコラムニスト、広告代理店経由の作家というマスコミ村で育った著者の楽屋噺、という感じ。 鉄道エッセイ本が良質であっただけに、余計に期待外れが拭えない。 「文庫版おわりに」がなければ今年ワーストの星1つ。 田村書店天下茶屋店にて購入。

Posted byブクログ