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カラー図解 地球科学入門 の商品レビュー

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2023/10/16

大陸の平均高度は800m、海洋底は平均-3800m、ピークは2つある。 地殻の厚さが違う=大陸地殻は花崗岩質、海洋地殻は玄武岩質、花崗岩は軽いので、浮力を受けて高度が高い。 プレートは十数枚ある。日本付近はユーラシアプレート、北米プレート、太平洋プレート、フィリピン海プレート。 ...

大陸の平均高度は800m、海洋底は平均-3800m、ピークは2つある。 地殻の厚さが違う=大陸地殻は花崗岩質、海洋地殻は玄武岩質、花崗岩は軽いので、浮力を受けて高度が高い。 プレートは十数枚ある。日本付近はユーラシアプレート、北米プレート、太平洋プレート、フィリピン海プレート。 日本海溝は太平洋プレートの沈み込み境界。 東南海トラフは、フィリピン海プレートの沈み込み境界。 相模トラフもプレート境界。 Googleアースでは月や火星の表面もみられる。 ハワイ島は径200キロの巨大な海山。火山の多様な変遷を見ることができる。世界自然遺産。 南鳥島は、日本で唯一の太平洋プレート上にある島。 阿蘇、霧島、桜島、海域に巨大カルデラが存在する。 太陽系系政治の太陽輝度は今の70%程度で暗い。 25億年前と7億年前に全休凍結が起こった。 光合成をする生物は30億年前には存在していた。25億年前にはシアノバクテリアが覇者となった。

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2022/08/17

関連講義@夢ナビ: 海底地震観測で見えるもの https://talk.yumenavi.info/archives/2530

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2021/04/21

海底、地層、火山、プレートから地球を読みとく。写真は小さいが豊富。立体等高図、断面図などすべてカラー。眺めて楽しむというよりは勉強。 一部QRコードによる動画サイトを見られるようになっている。キラウェア火山の所を見てみたが音声による解説がついていた。→動画リストが講談社ブルーバッ...

海底、地層、火山、プレートから地球を読みとく。写真は小さいが豊富。立体等高図、断面図などすべてカラー。眺めて楽しむというよりは勉強。 一部QRコードによる動画サイトを見られるようになっている。キラウェア火山の所を見てみたが音声による解説がついていた。→動画リストが講談社ブルーバックスHPに載っている。コラムもupされている。 カラー図解 地球科学入門 収録動画URLリスト https://bluebacks.kodansha.co.jp/books/9784065216903/appendix/movies/ カラー図解 地球科学入門(本中のコラムが載っている) https://bluebacks.kodansha.co.jp/books/9784065216903/appendix/ 2020.11.17第1刷 図書館

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2021/04/17

平朝彦(1946年~)氏は、東北大学理学部卒、テキサス大学大学院博士課程修了、東大海洋研究所教授、独立行政法人・海洋研究開発機構 地球深部探査センター・センター長、国立研究開発法人・海洋研究開発機構理事長などを歴任し、現在、東海大学海洋研究所長、東大名誉教授。専門は海洋地質学・地...

平朝彦(1946年~)氏は、東北大学理学部卒、テキサス大学大学院博士課程修了、東大海洋研究所教授、独立行政法人・海洋研究開発機構 地球深部探査センター・センター長、国立研究開発法人・海洋研究開発機構理事長などを歴任し、現在、東海大学海洋研究所長、東大名誉教授。専門は海洋地質学・地球進化論。 本書の構成・内容は以下であるが、学生のテキストを意識して作られていて、多数のカラー写真や地形図が掲載されているほか、別冊で用語解説がついており、また、写真や図に付されたQRコードにより特設の動画サイトが見ることができ、大変充実したものとなっている。 1章:地球を眺める・・・大地形の概観、プレートテクトニクス、中央海嶺とトランスフォーム断層、海溝・島弧・背弧海盆、海山と海台、海洋地殻の誕生と消滅、海洋プレートの行方とマントル対流、ヒマラヤ山脈・チベット高原・タリム盆地、北米の山脈とベースンアンドレンジ、アフリカ大地溝帯 2章:海底の世界・・・東北日本太平洋沖の海底、駿河トラフから南海トラフにかけての海底、相模トラフと東京海底谷、沖縄トラフの海底、フィリピン海プレートと太平洋プレート、熱水活動の驚異、深海の生態系 3章:地層のでき方・・・地層のできる場所、地層の形を見る、堆積構造のでき方、砂丘の観察、崖錐・扇状地・三角州の堆積環境、河川で堆積構造を観察する、海岸・干潟・浅海の堆積環境、乱泥流とタービダイト 4章:火山の驚異・・・マグマと火山活動、さまざまな火山活動、ハワイ、伊豆大島にて、雲仙火山の歴史、阿蘇火山および九州のカルデラ群 5章:プレートの沈み込みと付加体の形成・・・南海トラフの地形、反射法地震波探査からみた南海トラフの構造、南海トラフの地震、地震発生帯を調べる、付加体のモデル実験、四万十帯、四万十帯の起源、メランジュの成因 6章:地質学的に見た東北地方太平洋沖地震・津波・・・海底の大変動、「ちきゅう」による掘削、巨大津波による浸食と堆積、地盤の液状化、日本列島の地震テクトニクス 7章:地球史と日本列島の誕生・・・地球史の概観、最古の岩石と地層の記録、酸素大気の蓄積、真核生物の進化、大陸移動・陸上生物の発展・人類の時代、日本列島の地質、日本列島誕生のシナリオ 8章:海洋・地球を調べる・・・地球の観測と探査、「ちきゅう」の船上にて、海底下の地震波探査、海洋の探査と観測、試料の採取と分析、地下生命圏に挑む、計算地球科学について 私は(一般のサラリーマンであるが)この分野には比較的興味があり、これまでブルーバックスの『日本列島の下では何が起きているのか』なども読んできたが、たまたま書店で本書を目にし、多数のカラー写真や地形図に惹かれて購入した。そして、この類の分野の本では、やはり視覚的効果は大きく、とても興味深く読み進めることができた。 「観察」を基本的な手法にして、地球と日本が地質学・地球物理学的にどのようにできているのかを解説した、ビジュアルな作りが一般読者にも読み易い良書と思う。 (2021年4月了)

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