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世界の絶景1000 の商品レビュー

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2023/03/01

世界の絶景写真を1000点程度掲載した本は、現時点(2021年10月)で下記の3冊があります。 ●今、行きたい! 世界の絶景大事典1000 2019/12/20 発行 ●世界の絶景1000 (英和ムック) 2020/11/18 発行 ●世界の絶景 超完全版 2020/11/...

世界の絶景写真を1000点程度掲載した本は、現時点(2021年10月)で下記の3冊があります。 ●今、行きたい! 世界の絶景大事典1000 2019/12/20 発行 ●世界の絶景1000 (英和ムック) 2020/11/18 発行 ●世界の絶景 超完全版 2020/11/20 発行 これは「世界の絶景1000 (英和ムック)」のレビューです。 上記の3冊ともA5サイズで金額2,420円というのは全く同じですが、この本だけ他の2冊よりページ数が少ないです。他の2冊は511ページですが、本書は32ページ少ない479ページとなっています。 類書より少ないページの中に同等数の1000スポットを掲載しなければならないため、A5版の見開き2ページを使った大きな写真が少なく、A5版の8分の1サイズの小さい写真(横6.4cm×縦4.3cm)が多くなっています。 ※ちなみに「世界の絶景 超完全版」の掲載スポット数は実質804です。詳しくは「世界の絶景 超完全版」に書いたレビューを参照してください。 さらに、小さい写真は写真の上ではなく、余白部分を作って、そこに解説を記載しているので、限りある紙面を有効に使えていない(類書2冊は全て写真上に解説を記載している)。また、余白に書いてある解説はスポットがまとまっていたりして、どの写真の物か確認する必要があり、読みづらいところもあります。 解説文も本書だけ、「ですます調」なので、歯切れが悪く、類書に比べると若干読みづらく感じました。 本書には、類書2冊にはあった「世界遺産マーク」がないのは大きなマイナス点です。世界遺産の本ではなく、絶景を集めた本なので、どの物件が世界遺産になっているかが、マークで一目でわかるようになっていたほうが面白いです。 写真は類書3冊中、最も自然な色合いです。紙質は「今、行きたい! 世界の絶景大事典1000」と同様、マットで落ち着いていますが、できれば、「世界の絶景 超完全版」のように若干の光沢感があった方がクリアに見えます。 コンセプト、金額が同じ類書3冊の中ではこの本が一番出来が悪いと感じました。ただし、以上のことは、類書と詳細に見比べて初めて分かることであり、この1冊だけしか見たことがない人なら、十分に満足できる内容ではないかとは思いました。

Posted byブクログ