琳派超入門 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
このような分野は図書館の新着コーナーで目にしなければ手にしない。これが図書館の醍醐味だ。 日本や中国の工芸品や美術品を目にして思うのは、欧州等の他の地域と比較して宗教色がないところがいい。宗教色のある作品を否定しようという意図はない。欧州といっても印象派は違うかな。 なるほど琳派とは安土桃山時代から町衆を中心に、私淑(師弟関係なしに時間を隔てて作品から後世が作風を学び引き継がれる)で受け継がれた芸術だという。 それにしても雑草や動物など、日常目にする対象物をこれまできらびやかに作り込むというのは、なんとも贅沢なことだと感心してしまう。
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