あしたのことば の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
カラフル、アーモンド入りチョコレートのワルツ、と読み、こちらも読んでみました。 羽は、親になった自分に響き、子どもの様子を重ね、面白い状況が浮かびました。 風と雨、場面緘黙の話で場面緘黙の子はこんな感じで考えているのかな?と知見が広まった感じがしました。何がきっかけになるかはわからないなというのと、それぞれの視点での話がとてもわかりやすくよかったです。 あしたのことば、転入生がほっと過ごせる時を過ごせるならよかったです。
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子供向けの読み物のようだが、全ての世代の心に響くと思う。「ことば」のもつプラスやマイナスの力。人間がいかに言葉に足を引っ張られたり励まされたり喜んだり凹んだりするか。優しく温かいストーリーを通じて、ことばについて、また自分はどう言葉を使っているかについて考えさせられた。 そして、...
子供向けの読み物のようだが、全ての世代の心に響くと思う。「ことば」のもつプラスやマイナスの力。人間がいかに言葉に足を引っ張られたり励まされたり喜んだり凹んだりするか。優しく温かいストーリーを通じて、ことばについて、また自分はどう言葉を使っているかについて考えさせられた。 そして、著者の紡ぐことば遣いや表現はさすが。ことばの力を十分に知っている人が書いた、読みやすくて心に残る短編集。
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児童書? 小学生を主人公に 独り言が多い子、言葉を発さない子、転校してきた子 嫌なことを言われてモヤモヤしていて 相手に手紙を書いた子 色んなモヤモヤがあって 人によって見え方や考え方がちがう 見方を変えると見えてくるものも違ってくる 無いものや 起こっていないことを 決めつ...
児童書? 小学生を主人公に 独り言が多い子、言葉を発さない子、転校してきた子 嫌なことを言われてモヤモヤしていて 相手に手紙を書いた子 色んなモヤモヤがあって 人によって見え方や考え方がちがう 見方を変えると見えてくるものも違ってくる 無いものや 起こっていないことを 決めつけてはいけない 考え方の変換で世界の見え方変わる
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3度目の読書。今日はなぜか心に響く。 帰り道 1 律 半年早く生まれた周也におくれをとって、もうだめだ、追いつけない、とあきらめの境地にいた矢先、空一面のシャワー。 そのおかげで気後れが消えて、言いたいことが言えた。 ウルウルくる。 羽 言葉に羽(独り言)は、今絶賛飛び回って...
3度目の読書。今日はなぜか心に響く。 帰り道 1 律 半年早く生まれた周也におくれをとって、もうだめだ、追いつけない、とあきらめの境地にいた矢先、空一面のシャワー。 そのおかげで気後れが消えて、言いたいことが言えた。 ウルウルくる。 羽 言葉に羽(独り言)は、今絶賛飛び回ってます。 風と雨 瑠雨ちゃんは自閉症スペクトラムかな。吃音かなとも思うけど、音の洪水の中にいるってことは自閉症スペクトラムな気がする。 あしたのことば またあした、遊ぼうや 転校生が仲間に入れてもらえた瞬間。いい言葉。
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どの話も良くて、どのイラストも素敵で、なんで素敵な一冊の本なんだ! 中でも、帰り道、が最高に好き。 あしたのことば、も。 遠いまたたき、も。 高学年の子に、ぜひよんでほしい。
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言葉がテーマの短編集。ちょっとした悩みと言葉による克服、爽やかな読後感が多かった。 あの子がにがて が一番好き。このタイトルで世界を広げて相手を憎まないの素敵。あしたのことば もよかった。どの短編が刺さるかは人によって違いそう。
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久しぶりに森絵都さんの本を読みました。 読みながら、学生時代のことを思い出し、あの時は嫌で仕方がなかったことも懐かしく思えました。 短編ごとに絵があり、ステキでした。 本のタイトル通り、大人になっても、ことばを大切にしていきます。
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「ことば」がテーマの短編集。児童書だが大人でもなるほどなぁ、と学ぶことが多い。 人を傷つけてしまった言葉、勇気をもらった言葉、言えなかった言葉、、同じ言葉でも状況や相手によって印象が変わるから、面白くて難しい。 小中学生の頃に読んでおきたかった本。
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「あの子がにがて」を読んで、私も同じようなことがあるのでその対処法が載っていてスカッといい気持ちになりました。「こりす物語」「遠いまたたき」「風と雨」「あしたのことば」もよかった。
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小学生から中学生の時に読んでたら、こういう時はこういう考え方もあるのかと捉え方や考え方が変わっていたのかな。 短編集なのでサクサク読めて楽しかった。 達次郎さんサイコーです。
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