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冬の狩人 の商品レビュー

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31件のお客様レビュー

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2024/12/16

 このところ気分転換に、以前よく読んでいた大沢在昌さんの作品の中から未読作にもトライしています。  今回は、図書館で目についた “狩人”シリーズです。  大沢さんの作品は、ともかく、登場人物のキャラクタ設定が見事です。個々人としてもそうですし、その面々を組み合わせたバランスもよく...

 このところ気分転換に、以前よく読んでいた大沢在昌さんの作品の中から未読作にもトライしています。  今回は、図書館で目についた “狩人”シリーズです。  大沢さんの作品は、ともかく、登場人物のキャラクタ設定が見事です。個々人としてもそうですし、その面々を組み合わせたバランスもよく計算されているように感じますね。

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2024/03/03

面白くて一気に読みました。 シリーズは知らなかったけど、それでも楽しめます。 次のシリーズ続いたら読んでみたいし、前のシリーズも読んでみたいと思いました。

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2024/01/25

料亭殺人事件をきっかけに、 新宿の佐江刑事と、地方の川村刑事が コンビを組んで事件を解決して行く。 最初にパンチを食らわし、相手の出方で判断するやくざ脳の佐江。 この人、話術が巧みで、いがいに思いやりがあり、それで肉体的に強いので なかなかにかっこいい‼️

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2024/08/12

狩人シリーズ第5段。 警察を辞めたと思っていた佐江は休職扱いで生殺し状態だったが、H県で発生した冬湖楼の殺人事件の重要参考人である阿部から指名を受けて捜査に加わることになる。 H県での大企業であるモチムネを巻き込んだ騒動が勃発する。阿部の確保、見え隠れするヤクザの影、用宗一族...

狩人シリーズ第5段。 警察を辞めたと思っていた佐江は休職扱いで生殺し状態だったが、H県で発生した冬湖楼の殺人事件の重要参考人である阿部から指名を受けて捜査に加わることになる。 H県での大企業であるモチムネを巻き込んだ騒動が勃発する。阿部の確保、見え隠れするヤクザの影、用宗一族の関わりとは!? 今回は、ヤクザが中国人と組んで、企業を巧妙に乗っ取ろうとした事案だったので派手な立ち回りは限定されていた。 個人的には雨の狩人の方が面白かったかな。 ただ、佐江が行った新宿のバーで、バーテンが鮫島のことを匂わす発言をしたのが、同じ作家の作品を読んでいるものとして、おぉ!と思った展開だった。 鮫島と佐江が同じ署にいたら、新宿署は大変すぎじゃない?など思ったりした。 次の狩人作品に期待!

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2022/08/04

88佐江刑事の無茶に新人君がよくついて行ったと言うお話し。でもまあ主人公の一人語りで真相が暴かれていくと言うパターンはちょっと飽きてきた感じがする。最後の10ページくらいで全部解決、みたいなのはもういいかなぁ。

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2022/03/09

H県警の川村芳樹巡査と警視庁新宿警察署の佐江警部補がH県本郷市で発生し未解決だった『冬湖楼』事件を解明する物語だが、ストーリーの展開に意外性があり非常に楽しめた.事件後行方が不明の阿部佳奈から川村へ届いたメールで動きが始まる.阿部は佐江を指名してやりとりが始まるが、やくざ者への対...

H県警の川村芳樹巡査と警視庁新宿警察署の佐江警部補がH県本郷市で発生し未解決だった『冬湖楼』事件を解明する物語だが、ストーリーの展開に意外性があり非常に楽しめた.事件後行方が不明の阿部佳奈から川村へ届いたメールで動きが始まる.阿部は佐江を指名してやりとりが始まるが、やくざ者への対応が独特の佐江が次々に情報を得る.川村は佐江のやり方に当初は戸惑っていたが、県警との格好の繋ぎ役となって捜査が展開する.本郷市の看板会社モチムネと県警の深い関係、モチムネ一族に隠されたスキャンダルなどが犯人の絞り込みを難しくしていた.用宗悟志の学生時代の汚点から東京の暴力団との因縁が端となって次第に川村・佐江コンビが核心に近づいていく過程が楽しめた.

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2022/03/01

終始緊迫感があり集中して読み進めた。贅沢を言えば、結末にもう一波乱欲しかった。少しあっけなく終わってしまった感じ。

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2022/01/24

分厚くて読むのに時間かかるかなって思ってたらあっという間に読みきれました。 過去の回想とかがなく、障害なく物語が進んでいくためテンポがとても良い。 一筋縄でいかないハラハラする展開も手に汗握りました。

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2021/10/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読んでて「あー佐江さん(が出る話!)」となりました。 「北の狩人」のコミカライズを(そのあと原作も)読んだので懐かしくなったのと、間のシリーズをすっ飛ばして軽くネタバレを受けたのも察しました(笑)。 川村くんと佐江さんの組み合わせが良かったですね。雪人もそうですけど、真っ直ぐな青年との組み合わせで佐江さんの良さが出るなと思いました。 話としては、誰が裏切りかはわかりやすかったのですがそこは読みやすく頁を進めさせてくれて、でも個人的に終盤失速した印象をうけました。 川村くんはずっと県警なんですかね。また話を読みたいです。

Posted byブクログ

2021/10/16

566ページ中の562ページまで息が抜けなかった。。ラストまで目が離せない!という言葉はよく聞くけれど、この作品は正真正銘のそれ。はぁー、ようやく肩の力を抜くことができました。。 ラストのスピード感も素晴らしく、肩は凝りましたが、爽快な読後感が心地いいです^ ^

Posted byブクログ