哲学探究 の商品レビュー
まだまだ理解できているとは言えないけれど、 訳者による目次付けによって、だいぶ読みやすいのではないかと思う。 ウィトゲンシュタインは、『論考』の言語観を解体するために言語ゲームを導入したのだが、 『論考』のような言語の論理の代わりに、言語ゲームを置きたかったのではないという点を...
まだまだ理解できているとは言えないけれど、 訳者による目次付けによって、だいぶ読みやすいのではないかと思う。 ウィトゲンシュタインは、『論考』の言語観を解体するために言語ゲームを導入したのだが、 『論考』のような言語の論理の代わりに、言語ゲームを置きたかったのではないという点をこれまで誤解していたと思う。 言語には、言葉に固定的な、イデア的な意味や常に変わらない論理があるのではなく、 具体的な使用場面(言語ゲーム)によって、意味や言語の規則は変わることもある。 そういった具体例(言語ゲーム)の集まりとして、言語を理解するという方法がとられている。 実際にどうしているのか見よ、といった記述が繰り返しあるのが印象深かった。 後半の様々な考察は、より晩年の考察にもつながっていくのかなと思うが、ウィトゲンシュタインの思考の流れを見るような感じで、何度も読みたくなるような感じがある。 『哲学探求』はひとつの完成でもあるけれど、晩年の考察に向けたプロローグにもなっているように感じた。
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flier要約 https://www.flierinc.com/summary/2917 ==== やっぱり知識が無いため理解できない… なので面白さを感じられない。 同じ「言葉」を使っても相手が自分と同じモノを描いているかは分からない。 ただ同じと思って日々「言葉」を使...
flier要約 https://www.flierinc.com/summary/2917 ==== やっぱり知識が無いため理解できない… なので面白さを感じられない。 同じ「言葉」を使っても相手が自分と同じモノを描いているかは分からない。 ただ同じと思って日々「言葉」を使って会話している。 ならばなぜあまり理解出来いない別の言語をもつ者通しでも会話が成り立つのか。 同じと思えることで成り立つこともあれば、違うと理解しているからこと成り立つこともある。 全然分からない…
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