教員という仕事 なぜ「ブラック化」したのか の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
<目次> 第1章 問題山積みの教員の世界 第2章 悲鳴をあげる心と身体 第3章 不信が出発点の「教員改革」 第4章 「求める教員」像とは 第5章 教員のリアル~5人のインタビュー 第6章 傍らにいる人の教員観 第7章 教員・学校の将来のために <内容> 元教員による取材報告。学校に寄り添った内容。学校世界を知らない人に、その実態を教えてくれる。インタビューも年齢構成などの配慮が感じられる。改革案も示されるが、施策の問題(政府の感覚が現場と乖離している。本の中で「本音では、上からの指示に従い自分で考えずに物言わぬ人材を育成したいと考える誰かが「教育改革」に介入しているのではないかと推測したくなる」と書かれていて、同感する)なので、具体的にしにくい。。今度の指導要領の改正ポイントは、「考える人材」の育成だが、教える側が正反対の人間では、育つものも育たない。
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