ピグマリオンの涙 の商品レビュー
題名にあるピグマリオンという言葉に惹かれて、初めてこの作家さんの本を読んだ。 映画批評のライターが、過去の巨匠をインタビューしながら過去を振り返る物語。 「永遠の0」の映画バージョンという感じで。 取材を通じて色々なことが暴かれていく。 意外な出来事や取材する人により記憶...
題名にあるピグマリオンという言葉に惹かれて、初めてこの作家さんの本を読んだ。 映画批評のライターが、過去の巨匠をインタビューしながら過去を振り返る物語。 「永遠の0」の映画バージョンという感じで。 取材を通じて色々なことが暴かれていく。 意外な出来事や取材する人により記憶が違い、何が本当なのかドキドキする。 映画って奥が深いんだろうなぁと思った話でした。
Posted by
時を経て思う心情を、美しく表した本。 作家さんのセンスを感じる。 品があり、 読んでよかったと思わせてくれます。 どうにもならない過去をずっと思いながら生きていく。 良い本でした。
Posted by
南比奈子は、広栄出版という会社で映画評論家として契約記事を担当していた。昭和36年、伝説の映画プロデューサーであった上野重蔵がつくった「スター誕生」と言う幻の映画があったことを知る。完成後に上映取り止めになったことに真相は・・・。
Posted by
- 1