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人類最強のヴェネチア の商品レビュー

3.8

15件のお客様レビュー

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2024/01/12

とにかく読むのが辛かった。好きな哀川潤関連でこれだと、年齢的にもう彼の著作を読むのは無理なんだろうな。買ってしまった分を読んだらやめます。

Posted byブクログ

2023/09/20

――  10余年振りに帰った実家で黒死館殺人事件の初版を見付けました。引くぜ。  京都に行くなら西尾維新だろう、というわけで。紀行モノというところも重なるしね! それなら水の都つながりで大阪まで行ってしまいたいところだけれどそこは自制しました。なんとか。  赤いシリーズ...

――  10余年振りに帰った実家で黒死館殺人事件の初版を見付けました。引くぜ。  京都に行くなら西尾維新だろう、というわけで。紀行モノというところも重なるしね! それなら水の都つながりで大阪まで行ってしまいたいところだけれどそこは自制しました。なんとか。  赤いシリーズ相変わらずの疾走感だけれど、今回は特にミステリ色が強め。強烈な、殺人事件モノである。  それはもう現実味に欠ける主人公側(人類最強と天才とメイド長)に対して、殺人鬼側の薄膜のように丁寧に丁寧に重ねられた狂気のほうが、かえって現実味を帯びてきていて怖くなる。仄暗い水の底から、その狂気が暴かれる様よ。  ああ、なんて鮮烈な赤。  なるほど、最強シリーズとは少し趣を異にするのかな? これはこれでシリーズになりゃしないか。哀川潤トラベルミステリー。  ☆3.7

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2023/01/29

図書館で戯言シリーズの人類最強の表紙を見て手に取ってみた。 犯人の語り部がサイコパスすぎてちょっと引いてしまった。ある意味良くも悪くも気持ち悪かった。 物語に没入するにはやや内容的に小難しく感じてイマイチだった。あともっと哀川潤には無双して欲しかったので残念。

Posted byブクログ

2022/09/30

9/26〜9/27読了。 なんと気無しに図書館に行き、なんと気無しに西尾維新の棚を見たら状態の良い本作を発見。 最強シリーズは初恋を遥か昔に積んでから一頁も読んでない。 その為、初恋を読むモチベが上がればと思い数ページ読んだら、引き込まれるものがあり借りてしまう。 導入が羊水で...

9/26〜9/27読了。 なんと気無しに図書館に行き、なんと気無しに西尾維新の棚を見たら状態の良い本作を発見。 最強シリーズは初恋を遥か昔に積んでから一頁も読んでない。 その為、初恋を読むモチベが上がればと思い数ページ読んだら、引き込まれるものがあり借りてしまう。 導入が羊水で溺ぼれるのか?みたいなことを真面目に考える殺人鬼が登場して引かれてしまう。 正直、哀川潤の語り部は臭いものがあり読んでて苦しいモノが結構あった。 メイドとみよりちゃんの会話自体は、そこまでキツすぎるというほどではなかった。 めだかボックスの時も思ったけどノーキンが主人公になると、主人公視点結構キツいかもしれない。 西尾維新の語り部はキモいほどに思考しまくるのが良いが、ノーキンだからあんま思考しないのがだだ文字羅列してるだけじゃん。と思ったり。 しかし、犯人視点はかなり良かった。やはりサイコキャラの心理描写が上手過ぎるのかもしれない。 あと普通にサイコ犯人の殺害手法も斬新すぎて面白かった。 ただ、最後の最後のタネあかしは流石においおいおい。となったけど、まあでも解決パートが無理くりなのは今始まったことじゃないから良いかと開き直ることに。 海外舞台の西尾維新作品は初めて読んだと思うが、結構面白かった。 全世界の知識をお持ちならば、最早海外シリーズみたいなので別キャラで独立させて欲しいと思ったりも。 最強シリーズを他にもしっかり読もう!とは思わなかったけど、読みかけてる戯言シリーズを読了しよう!という気持ちぐらいは湧くそんな一冊。 多分番外編みたいな位置付けなんだろうけど普通に楽しめる1冊でした。評価3は語り部ととんでもタネあかしでマイナス。

Posted byブクログ

2022/03/19

旅行先で待っていたものは。 殺された皆が普通ではない死に方をしていたが、冷静に対応している辺り流石だよな…。 拷問後の死体もあったが、誰にもバレずにするとなると準備が大変そうだ。

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2021/07/25

過去のシリーズ覚えてたら、もっと楽しめたんだろうなぁ…再登場したのは嬉しいけど、ちゃんと覚えてなくて悔しい(ーー;)

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2021/03/05

王道を征く西尾維新の推理アドベンチャー(?)。 人類最強の、と枕につくものの最強シリーズとは一線を画した読み味で、どちらかと言うとヴェールドマン仮説やデリバリールームが近い。 私は上記2作品に含まれる謎かけありグロあり勧善懲悪あり胸糞あり、みたいな最近の西尾維新の傾向がけっこう...

王道を征く西尾維新の推理アドベンチャー(?)。 人類最強の、と枕につくものの最強シリーズとは一線を画した読み味で、どちらかと言うとヴェールドマン仮説やデリバリールームが近い。 私は上記2作品に含まれる謎かけありグロあり勧善懲悪あり胸糞あり、みたいな最近の西尾維新の傾向がけっこう好きなので楽しめました。 あと戯言シリーズからの友情出演が個人的には嬉しい。次回作でも友情出演があるようで、今から発売が楽しみです。

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2021/02/18

西尾維新、妊婦の話(デリバリールーム)のあとに そんな話?と冒頭読みながら思いました。 人類最強はもう地上では見られないかと思ってましたが そんなことなくて良かったです(笑) 相変わらず規格外ではありますが。 シリーズ化目指してるようで、続刊が楽しみです。

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2021/02/07

人類最強の請負人・哀川潤。彼女が訪れたヴェネチアで起こる溺殺魔・アクアクアによる連続殺人。ケーニヒスベルクの橋の理論の検証という目的もあるにはあるけれど案外お気楽な観光旅行のように気軽に読める一作です。 戯言シリーズは読んだけれど人類最強シリーズはまだ読んでいなかったな……哀川潤...

人類最強の請負人・哀川潤。彼女が訪れたヴェネチアで起こる溺殺魔・アクアクアによる連続殺人。ケーニヒスベルクの橋の理論の検証という目的もあるにはあるけれど案外お気楽な観光旅行のように気軽に読める一作です。 戯言シリーズは読んだけれど人類最強シリーズはまだ読んでいなかったな……哀川潤、そんなにいろいろぶっ飛んだことをやっていたのか! まあただものじゃないのは知っていたけれど、どこまで凄いんだこの人は。そしてあいかわらずの軽妙な会話も楽しいです。連続殺人はかなり酸鼻なものだし、彼女たちに訪れる危機も笑い事では済まないはずなのだけれど。なんだろう、やたらとシュールで(良い意味で)緊迫感がまったくありません。むしろこんな人たちに出会ってしまったアクアクアが気の毒かも?

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2021/01/30

ヴェネチアとケーニヒスベルクの橋を軸にしたすったもんだ。哀川潤さんが主役を張っていると、安心して読んでいられる。班田玲さんの久々の登場、と言っても『クビキリサイクル』覚えていないので、10年以上ぶりに再読してみようかなと思っている次第。表紙の潤さんの目ぢからに対して、裏表紙の目を...

ヴェネチアとケーニヒスベルクの橋を軸にしたすったもんだ。哀川潤さんが主役を張っていると、安心して読んでいられる。班田玲さんの久々の登場、と言っても『クビキリサイクル』覚えていないので、10年以上ぶりに再読してみようかなと思っている次第。表紙の潤さんの目ぢからに対して、裏表紙の目を閉じているみよりちゃんと玲さんの対比が印象的。

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