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氷上カーニバル の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2024/08/01

女の子による作文のような語りで進む。 版画とペンで描いたような表現の絵。 黒に色が映える。 けっこう怖い雰囲気の絵本。 【ママ評価】★★ 版画で表現されていることもあり怖い雰囲気。 夜の仮装パーティーというテーマも綺麗でありつつ怖かった。 ピエロや夜の木々…。 子どもが読むには...

女の子による作文のような語りで進む。 版画とペンで描いたような表現の絵。 黒に色が映える。 けっこう怖い雰囲気の絵本。 【ママ評価】★★ 版画で表現されていることもあり怖い雰囲気。 夜の仮装パーティーというテーマも綺麗でありつつ怖かった。 ピエロや夜の木々…。 子どもが読むにはかなり怖いのでは。 以前読んだ漫画の『からくりサーカス』を思い出した。 【息子評価】★★★ ただただじっと聞いていた。 怖がってはいなかったけど、何かに反応することもなく。 もう少し成長したら怖がりそう。 2歳9ヶ月

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2021/08/26

To Toshiko Kanzawa who told us a lot of memories という文から、語っているのは神沢利子さんかな、と思いながら読みました。 氷上カーニバルは、札幌で、大正の終わりから昭和にかけて行われていた冬のおまつりとのことですが、日本では...

To Toshiko Kanzawa who told us a lot of memories という文から、語っているのは神沢利子さんかな、と思いながら読みました。 氷上カーニバルは、札幌で、大正の終わりから昭和にかけて行われていた冬のおまつりとのことですが、日本ではなくどこか外国の出来事のよう。 冬といえば寒くて暗く、寂しいイメージですが、花火や仮装のカラフルな絵から温かみを感じました。 想像力を働かせて読んでほしい(聞いてほしい)お話です。

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2021/06/14

6歳0ヶ月の娘に読み聞かせ 不思議ワールドで ちょっとついていけなかったー 最後、見開きで 札幌の氷上カーニバルの写真が。 これはあべさんの思い出のおはなしなのかな

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2020/11/17

女の子と妹が、友達のタヌキの子と一緒に冬の夜のスケートリンクへ。そこは、花火が上がり、仮装したたくさんの人々で賑わう、氷上のカーニバルでした。 光と影と音が入り混じって、夢のような世界です。 私ははじめて知りましたが、このカーニバルは、実際に札幌市の中島公園で、かつて毎年開催さ...

女の子と妹が、友達のタヌキの子と一緒に冬の夜のスケートリンクへ。そこは、花火が上がり、仮装したたくさんの人々で賑わう、氷上のカーニバルでした。 光と影と音が入り混じって、夢のような世界です。 私ははじめて知りましたが、このカーニバルは、実際に札幌市の中島公園で、かつて毎年開催されていたとのこと。裏見返しには、1930年に撮影された、氷上カーニバルのモノクロ写真があり、思い思いの仮装をした人々が、楽しげに氷上を滑っています。なんとおしゃれな。 カバーに児童文学作家の神沢利子さんの作品『いないいないばあや』にもこのカーニバルの様子が描かれているとあったので、読んでみました。 この作品は、神沢利子さんがご自分の幼いころの思い出をもとに書かれたもので、「熊」という章に、カーニバルが出てきます。 ここを読むと、絵本『氷上カーニバル』が、神沢利子さんへの深い敬意をもって作られたことがわかります。 『氷上カーニバル』では、あべ弘士さんのエネルギッシュでしかも幻想的な世界を、たっぷり味わうことが出来ます。私はますますあべ弘士さんが好きになりました。 そして、この絵本は、かつて人々がおおいに楽しみ、その後埋もれてしまった文化を、掘り起こして目の前に見せてくれます。 絵本の力を、改めて感じました。

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