「バックキャスト思考」で行こう！ の商品レビュー

石田秀輝(著者),古川柳蔵(著者)

2023/01/09

バックキャスト思考についての基礎情報（＝制約を排除するのではなく、肯定することが出発点となる思考法）は得られたが、一種の”胡散臭さ”を感じてしまったため。（脳の報酬系が要因かもしれないですが・・）

2022/12/07

バックキャスト思考は個人的な問題解決にも活かすことができる。
私の場合は、待機児童問題で保育園に子どもを預けることができず、働きに出られない。
フォーキャスト思考なら、働きに出られないことを解消するべく、認可外保育園やシッターさんを活用するということになる。
対し、バックキャスト思考なら、働きに出られないことを受け入れて、家で育児しながらできる仕事を考える。もしくはそこまでして働かなくて良いように生活費を見直す。
バックキャスト思考のほうが、対症療法でないぶん、根本的解決につながりやすいように思う。

2022/07/18

バックキャストは制約を排除しようとせず受け入れたらどうなるかを考えるもの。全く理解せず言葉だけで使っていた。今後も違う意味でこの本とは違う意味で使い続ける気がする。

2021/01/02

バックキャスト思考というのは、問題を排除（否定）するのではなく受け入れるという考え方です。

今までの世の中はあらゆる面で便利になり過ぎてしまし、不便さを受け入れる隙間がなくなってしまった。
だから今の世の中の状況も多くの人にとっては非常に窮屈なものだろう。

しかし起きている問題を排除（否定）せずに受け入れるというバックキャスト思考を行うことで今までとは違う事を見えてきます。

バックキャスト思考は1970年代に生まれた言葉だそうだが今の時代にこそとてもマッチングした考え方だと思います。

「90歳ヒアリング」は読んでいてなんだか今まで自分は何をやっていたんだろうとショックを受けてしまった。
ネイチャー・テクノロジーの話もとても面白かった。

これからの未来を考える上でもとても大事な指標となる本だと思います。
おすすめです。