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他者を感じる社会学 の商品レビュー

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13件のお客様レビュー

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2021/01/10

人が人を差別する背景や理由を考える一冊。 普段、他人や異なる考え方にフラットに接したいと思いながら偏見にまみれて過ごしている我が身にとっては、なかなか「それでいいのか」と突っ込みたくなる。突っ込みたくなる時点で、ある種の偏見に囚われているわけだけど。 でも歴史的に積み上げてきた文...

人が人を差別する背景や理由を考える一冊。 普段、他人や異なる考え方にフラットに接したいと思いながら偏見にまみれて過ごしている我が身にとっては、なかなか「それでいいのか」と突っ込みたくなる。突っ込みたくなる時点で、ある種の偏見に囚われているわけだけど。 でも歴史的に積み上げてきた文化もすべて見直さないとフラットにはならないよなぁ。それはそれでどうなんだろう?

Posted byブクログ

2021/01/04

メモ→ https://twitter.com/lumciningnbdurw/status/1345673808233996291?s=21

Posted byブクログ

2020/12/27

柔よく剛を制す!柔軟に考えることこそが、差別との理想的な向き合い方であることを学べる本です。 で、「差別をなくそう」ではなく「差別を考えよう」というのが本書の最も言わんとすることではないかと思いました。「差別をなくそう」だと、自分の中にある差別の芽は「人としてありえないこと」とい...

柔よく剛を制す!柔軟に考えることこそが、差別との理想的な向き合い方であることを学べる本です。 で、「差別をなくそう」ではなく「差別を考えよう」というのが本書の最も言わんとすることではないかと思いました。「差別をなくそう」だと、自分の中にある差別の芽は「人としてありえないこと」ということになる。それだと自分が何を「普通」と感じ、何を「異常」として感じるのかを掘り下げられない。そして、当事者であるという事実から逃避する結果を招いてしまう。そうではなくて、差別は誰でもやっちゃいがちなんだ、だから自分はどんな種類の差別をしちゃいがちなのか考えて、時々、「誰かの足を踏んづけてないかしら?」って気にしながら生きていきたい。 たぶん、倫理的とか道徳的っていうのは、そういう絶え間ない努力のことなんだろう。 とりあえず、クレヨンしんちゃんの映画とパッチギ!を観てみよう。

Posted byブクログ