1,800円以上の注文で送料無料

みつばの郵便屋さん 階下の君は の商品レビュー

4

20件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/07/18

郵便配達員の日常を描く第6弾。みつば郵便局勤務7年目、30歳になった平本秋宏。 小野寺さんの小説は、「ひと」「まち」のときも思ったけれど、どんな通りすがりっぽい、そのあと出てくることはないんだろうなって人でも、ちゃんと名前がある。何ならフルネームのことだってある。 だから読み進め...

郵便配達員の日常を描く第6弾。みつば郵便局勤務7年目、30歳になった平本秋宏。 小野寺さんの小説は、「ひと」「まち」のときも思ったけれど、どんな通りすがりっぽい、そのあと出てくることはないんだろうなって人でも、ちゃんと名前がある。何ならフルネームのことだってある。 だから読み進めていくと、過去のエピソードがつづられたときに、あの人ね!となる。 初登場で苦情を言って、そのあと彼氏と別れた片岡泉さん。お茶やアイスを一緒に飲んだり食べたりする場面が出てくると、元気だったのね!とうれしくなる。 ある街の日常を見ているような、温かい気持ちになる。

Posted byブクログ

2024/06/14

小野寺史宜『みつばの郵便屋さん 階下の君は』 2020年 ポプラ文庫 シリーズ6作目。 主人公の秋宏も30歳に。すっかり大人になった秋宏。 でもいくつになっても彼は優しく、そして真面目で芯が通っている。若いからとか、歳をとったからといったことに逃げることなく、本当に素直で前向...

小野寺史宜『みつばの郵便屋さん 階下の君は』 2020年 ポプラ文庫 シリーズ6作目。 主人公の秋宏も30歳に。すっかり大人になった秋宏。 でもいくつになっても彼は優しく、そして真面目で芯が通っている。若いからとか、歳をとったからといったことに逃げることなく、本当に素直で前向きなまま人生を貫いています。 その姿勢には本当に頭が下がります。僕もそうあるべきだなと、いつも思いながら読んでいます。 ほのぼのと心温まるストーリーはもちろんなんだけど、秋宏の生き様にもとても共感と憧れをも持てる素敵なお話です。 #小野寺史宜 #みつばの郵便屋さん #階下の君は #ポプラ文庫 #読了

Posted byブクログ

2024/05/07

シリーズ6作目。 今回はアクシデントが多発。でも、秋宏の対処が素晴らしい。さすが郵便配達員の鏡! 誠実で優しくて、街の人気者って、確かに異動させにくい。

Posted byブクログ

2024/02/26

シリーズ6作目。おなじみのメンバーや新たな登場人物も含めてそれぞれ結婚や出産、離婚などの人間ドラマが。みつばの郵便屋さんのスタンスはいつも変わらず誠実で優しい。1枚1枚大切に配達している様子に町で見かける郵便屋さんへの見る目も変わってきます。

Posted byブクログ

2023/07/30

登場人物が結婚したり離婚したり、就職したり、そのこどもが産まれたり、そして少しずつストーリーに絡んできて、話にうまく厚みが出ている。

Posted byブクログ

2023/06/06

みつばの郵便屋さん…第六弾。 相変わらずのほほんとした感じ。第六弾まで読んでも、郵便屋さんと地元の方との交流なんてあるのかなぁと不思議に思いながらも読む。 小野寺さんのぽつぽつとした文章が秋宏にピッタリで…受取人さんと話をしたりお茶飲んだり、こんな事は今時ないでしょう?と思いなが...

みつばの郵便屋さん…第六弾。 相変わらずのほほんとした感じ。第六弾まで読んでも、郵便屋さんと地元の方との交流なんてあるのかなぁと不思議に思いながらも読む。 小野寺さんのぽつぽつとした文章が秋宏にピッタリで…受取人さんと話をしたりお茶飲んだり、こんな事は今時ないでしょう?と思いながらも、いやいや「みつば」ではあるのかもと結構受け入れてる。

Posted byブクログ

2023/06/06

「階下の君は」 気になっていたことを問う。 送り物を大切に配達するのは当たり前だが、それ以上に個人情報を扱っているのだから慎重になるべき事なのでは。 「今日もゼロベース」 予想外のことが起き誤配に。 ジロジロと宛名を見るのは良くないからとはいえ、勘違いされたまま善意で届けられた...

「階下の君は」 気になっていたことを問う。 送り物を大切に配達するのは当たり前だが、それ以上に個人情報を扱っているのだから慎重になるべき事なのでは。 「今日もゼロベース」 予想外のことが起き誤配に。 ジロジロと宛名を見るのは良くないからとはいえ、勘違いされたまま善意で届けられたらどうにもならないよな。 「あきらめぬがカギ」 普通郵便で送ってもらった。 無くしては困るものを受け取るのであれば、手間がかかるとしても必ず手渡ししてもらえる形をとるべきだろうな。 「秘密の竹屋敷」 長年放置された家に届いた。 可能性が0では無い限り確認しなければいけないのだろうが、昼間だとしても近寄りたくない場所だっただろうな。

Posted byブクログ

2023/04/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まさか横尾成吾さんがみつばに住んでいたとは!! 穏やかな日々のちょっとした悦びや悲しみ、悩みが穏やかに詰まっていて、とても良い気持ちで読みおわれる。 私も郵便屋さんにお茶を渡してみようかなー

Posted byブクログ

2022/12/24

第6弾。そうか、階下はこのことだったんだ。 ゼロベースの泉さんもよく考えているなぁ。秋宏と出会ったことで変わったんじゃないかな。殿堂入りポストマン!春行効果はすごい。秋宏の役に立っているのなら、なおよい。

Posted byブクログ

2022/10/18

このシリーズ安心して読める。 郵便屋さんはこんなひょんなことから重要なことを知ってしまうのだなと思いました。それを言わない主人公秋宏も良かった。やはりこうでなくちゃ。 また、この本を読んで重要なものが無くなることがあるんだろうなと思いました。自分も注意しなくちゃ。

Posted byブクログ