湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 十日夜の巻 の商品レビュー
シリーズ第4弾。 今回は、板前・杉治の過去が明らかになります。 人目がある中で、暴れ馬から咄嗟に少女を助けたことから、“身元が”割れたのでは・・と悶々と悩む杉治。 “蜘蛛茸”の事を医者の助手の桂次郎にペロっと話してしまったり、見習いの竹助に「(杉治の)後ろ姿が板前じゃない」と言...
シリーズ第4弾。 今回は、板前・杉治の過去が明らかになります。 人目がある中で、暴れ馬から咄嗟に少女を助けたことから、“身元が”割れたのでは・・と悶々と悩む杉治。 “蜘蛛茸”の事を医者の助手の桂次郎にペロっと話してしまったり、見習いの竹助に「(杉治の)後ろ姿が板前じゃない」と言われたり、何気に脇が甘い杉治ですが、さて葛藤する彼はどうなるのか・・。 そして、いつものように部屋係の梅乃と紅葉も色々引き起こしながら、元気に働いています。第四話「人形と旅する男」では、人形を生きているように扱う謎のお客を巡って、梅乃を心配した紅葉と喧嘩のようになってしまうのですが、その時の紅葉の「あたしは梅乃のことが本当に心配だったんだ。だから思ったことを言った。にこにこして上っ面だけ仲良くするなんていうのは好きじゃない。逃げるのが嫌なんだ」という台詞が、“梅乃はいい友達持ったね・・”と二人のそんな友情を微笑ましく思いました。
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シリーズ四弾。今作では宿の料理人杉治の過去が通して描かれている。お人好しで純粋な中居の梅乃が様々な人との触れ合いのなか、人として、中居として成長していく。
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プロローグ 第一夜 三人姉妹 第二夜 眠る男、眠れない男 第三夜 猫が仕出かした不始末 第四夜 人形と旅する男 エピローグ 梅乃と紅葉はデコボコで良いコンビ。補い合って頑張っている。見守る人々がまたいい人ばかり。 ほっこりする。
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