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警視庁レッドリスト の商品レビュー

3.6

9件のお客様レビュー

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2024/04/01

警察職員のコンプライアンスを調査する新しい部署でタッグを組むこととなった元エリート阿久津慎と中途入社のみひろ。阿久津はどうやら過去の事件が原因で左遷され、現在も事件を追っているよう。 続き物の短編、警察小説なのでどうしてもメゾンドポリスとかぶって読んでしまう。 こちらも膨らみそう...

警察職員のコンプライアンスを調査する新しい部署でタッグを組むこととなった元エリート阿久津慎と中途入社のみひろ。阿久津はどうやら過去の事件が原因で左遷され、現在も事件を追っているよう。 続き物の短編、警察小説なのでどうしてもメゾンドポリスとかぶって読んでしまう。 こちらも膨らみそうな伏線がたくさんあり楽しめたので続篇を期待したいです。

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2023/10/16

レッドリストというのは自分には無い視線なので 意外でした。 エリートが真っ直ぐな部下に影響を受けて変わっていくというのはベタだけど面白かったです。 続きがあるので読みたいですね。

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2023/05/21

要注意職員を調査する新設部署に配属された元エリート阿久津と民間出身の三雲。調査を行いながら密かに元部下の行方を追う阿久津。 阿久津は頭脳は抜群だけど死体を見れば嘔吐、犯人を追えば体力不足で足がもつれ、犯人と格闘を避けるため素早く退避。三雲は心理分析に長け柔軟な発想と着眼点はいいが...

要注意職員を調査する新設部署に配属された元エリート阿久津と民間出身の三雲。調査を行いながら密かに元部下の行方を追う阿久津。 阿久津は頭脳は抜群だけど死体を見れば嘔吐、犯人を追えば体力不足で足がもつれ、犯人と格闘を避けるため素早く退避。三雲は心理分析に長け柔軟な発想と着眼点はいいが警察組織の規律違反への理解が乏しい。凸凹コンビが互いの欠点を補いながら隠された陰謀に迫っていって面白かった。

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2022/10/29

警察内部に監察でもなく服務規定違反をした署員の調査をする組織が作られて、その活動か権力争いに使われるという話。 人物造形はまだぎこちないが、こなれてくると面白うなりそうな予感がする。

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2022/06/28

警視庁内部には、違法行為、コンプライアンス違反には至っていないが要注意と判断された職員をピックアップした名簿、通称「赤文字リスト」が存在する。 借金、酒、不倫、新興宗教等々、赤文字リストに載せるべきか否かを判断する「職場環境改善推進室」に配属された三雲みひろはエリート係長とともに...

警視庁内部には、違法行為、コンプライアンス違反には至っていないが要注意と判断された職員をピックアップした名簿、通称「赤文字リスト」が存在する。 借金、酒、不倫、新興宗教等々、赤文字リストに載せるべきか否かを判断する「職場環境改善推進室」に配属された三雲みひろはエリート係長とともに調査を開始するが・・・。 面白かった。 著者の真面目なストーリー、語り口が新鮮だった。 (図書館)

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2021/07/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

赤文字リスト、こわっ。 でも、あるわけないって言えないような。 というか、色んな組織にそういうのがあったりして。 民間経験者のみひろと、ばりばりエリートで上昇志向の強い慎は、なかなかいいコンビ。 警察ならではの非違行為の捜査を行っていく。 その結果、罰としての人事異動かぁ。 こわっ。 あのカップルのあの結論は嬉しかった。いいよね、ああいうの。 宗教は難しいね。個人の理由ではあっても、立場上それだけではすまなくなったりすることもあるだろうし。 でも、柿沼刑事はかっこよかったな。 最後、あまりにも大きな敵にどうなるかと思ってハラハラした。よかった、ああいうラストで。 シリーズ化で「2」もあるようで楽しみ。

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2021/02/07

ストーリーもキャラクター設定も面白く、思っていたよりもスイスイ読み進められた。ただし、根底にあった謎(本筋)がイマイチで、引き込まれるような吸引力に欠ける。 せっかくのキャラクターも、謎や背景に盛り上がりがなく、淡々と進んでいる感じがもったいない。 警察の内規については、へえぇと...

ストーリーもキャラクター設定も面白く、思っていたよりもスイスイ読み進められた。ただし、根底にあった謎(本筋)がイマイチで、引き込まれるような吸引力に欠ける。 せっかくのキャラクターも、謎や背景に盛り上がりがなく、淡々と進んでいる感じがもったいない。 警察の内規については、へえぇと思うような内容もあり、それはそれで楽しめるが、それぞれのストーリーにもうひとひねり欲しかった。 設定が設定だけに難しい部分もあると思うが、マスコミ対策や自治体/国対応等についても話が広がるともっと面白いかも。シリーズ化できそうな設定、キャラクターになっているので、次回作が楽しみ。

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2021/01/13

 警視庁のコンプライアンス監査部に異動させられたみひろ。元々民間出身の為、警察組織の規律に対してどちらかと言うと否定的。そしてバディを組んだのが、とある事件で左遷された阿久津。この凸凹コンビが通称・赤文字リストを巡り、組織的な陰謀へと巻き込まれていき…  破天荒な考えに見えるけ...

 警視庁のコンプライアンス監査部に異動させられたみひろ。元々民間出身の為、警察組織の規律に対してどちらかと言うと否定的。そしてバディを組んだのが、とある事件で左遷された阿久津。この凸凹コンビが通称・赤文字リストを巡り、組織的な陰謀へと巻き込まれていき…  破天荒な考えに見えるけど、割と的を得てるみひろの見解と、組織目線で見る阿久津のコンビが中々意思疎通が出来てなかったけど、少しずつコンビらしくなってきたかと思いきや、阿久津の闇も深く、最後までハラハラしましたが、何とか思うような方向へ向かってくれてよかったです。  モップガールの主役カップルに子供が産まれるみたいで、そちらの続編も読みたいです。

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2020/12/04

警視庁内部には、違法行為、コンプライアンス違反には至っていないが要注意と判断された職員の名簿、通称「赤文字リスト」がある。増加する警察官の不祥事と世論への対策として、赤文字リストに載せるべきか内偵する部署「職場環境改善推進室」が設置された。室長は、阿久津慎。監察係係長だった元エリ...

警視庁内部には、違法行為、コンプライアンス違反には至っていないが要注意と判断された職員の名簿、通称「赤文字リスト」がある。増加する警察官の不祥事と世論への対策として、赤文字リストに載せるべきか内偵する部署「職場環境改善推進室」が設置された。室長は、阿久津慎。監察係係長だった元エリートだ。室員は、民間企業出身の三雲みひろ。セクシャルマイノリティ、不倫など「警察」という組織にゆえに問題視される厄介かつデリケートな事案を、リスト入り寸前の凸凹バディが調査する。やがて二人はリストに隠された組織的陰謀を察知する。

Posted byブクログ