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社会力育ての現場を訪ねて の商品レビュー

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2021/01/17

ラボ教育センターと関わっていただいている、 門脇厚司氏の著作。 記載さているポイントを3つに絞った。 1.子ども英語 ラボ•パーティで行っている独特な教育 元々一般的な英語教育で始まったのだが、 子どもたちの学んでいる様子や、 運営側の考えなどもあり、徐々に変化し、今の形になっ...

ラボ教育センターと関わっていただいている、 門脇厚司氏の著作。 記載さているポイントを3つに絞った。 1.子ども英語 ラボ•パーティで行っている独特な教育 元々一般的な英語教育で始まったのだが、 子どもたちの学んでいる様子や、 運営側の考えなどもあり、徐々に変化し、今の形になった。具体的な活動内容として a.物語の劇表現 b.キャンプでの寝食を共にする共同作業 c.異文化体験、英語でのコミュケーションを計る、国際交流 などがある。 2.OBOGの言葉 ラボ•パーティで育った方々への、 インタビューが入っている。 ラボで育った力、卒業したあとの影響など、 リアリティーがある話が聞ける。 例えば、日本総合研究所の藻谷浩介氏は、人前で話す力が育った。宇宙飛行士の若田光一氏は、チームをまとめるリーダーについてや、英語の絶対音感の様な物を学んだと話している。 3.ラボで育つ力と、今その力が求められる理由 ラボパーティでは英語の感覚や、 人に興味を持ち、受け止めたり、自分の意見を伝えられる、コミュケーション力が育つと言える。 その様な力は、 これからAIで様々な仕事がなくなった際も求められる。 義務教育で、同年齢で授業を受け、試験で点数による順位付けをしたり、コンピューターの発展で、現実に向き合わなくなる子をいる。 これからは、人との交流を出来る人が、 社会を救うだろう。

Posted byブクログ