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法学を学ぶのはなぜ? の商品レビュー

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14件のお客様レビュー

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2026/01/05

高校生向けだが、法が必要な理由から説き起こす、本質を突く良質な法学入門書である。法解釈だけでなく、立法にも目配りがされている。法学を学んできた先輩10名の法学を学ぶ理由に係るエッセイも興味深かった。

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2025/12/01

なぜ法が必要なのか、法はどのようなものであるべきかから書かれていて、初心者が法を学ぶ意義を説明している。

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2025/10/10

ルールとインセンティブについて、コンパクトにまとまっている。 ・ルールによって人の行動を変えるという考え方 ・ルールの設計によってインセンティブがうまく作用した例、失敗した例 ・ルールを作る際の注意点など 行動を変えるのはルールによるインセンティブだけではない。お金、評判、反復...

ルールとインセンティブについて、コンパクトにまとまっている。 ・ルールによって人の行動を変えるという考え方 ・ルールの設計によってインセンティブがうまく作用した例、失敗した例 ・ルールを作る際の注意点など 行動を変えるのはルールによるインセンティブだけではない。お金、評判、反復継続される取引もインセンティブになる。 評判が落ちることを恐れて悪いことをしないとか、今後の取引がなくなることを恐れて悪いことをしないとか。 ルールはインセンティブを操作する方法の一つ。他の方法と比較する必要がある。 社会のルールに対してどのように向き合っていけばいいか、大人でも参考になる。「法学部を検討する高校生」でなくても面白い。 一方で、最後の章は法学部の紹介になっていて、高校生には参考になるだろうと思う。

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2023/08/26

法学は、経済学、心理学、社会学のように人間の行動を直接調べるものではなく、人間を統制するために法をどう作るか、どう解釈するか、どう適応するかを問題とする学問であるという事だった。司法試験以外の法学部の魅力を沢山盛り込みながら、司法試験のことにもしっかり触れる面白い本だったが、歴史...

法学は、経済学、心理学、社会学のように人間の行動を直接調べるものではなく、人間を統制するために法をどう作るか、どう解釈するか、どう適応するかを問題とする学問であるという事だった。司法試験以外の法学部の魅力を沢山盛り込みながら、司法試験のことにもしっかり触れる面白い本だったが、歴史学、文学にすら触れるのに、政治学には特に触れていなくてさみしかった。

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2023/04/28

法ルールの基本機能はインセンティブの設定を通じて人々の意思決定・行動をコントロールし、社会を一定の方向へ導くこととある。 適切な法の解釈・適用と立法等を通じた、目的の実現とよりよい手段を追求する上で法学が重要な役割を担うと認識した。 一方、法学がディシプリンを持たない学問であり、...

法ルールの基本機能はインセンティブの設定を通じて人々の意思決定・行動をコントロールし、社会を一定の方向へ導くこととある。 適切な法の解釈・適用と立法等を通じた、目的の実現とよりよい手段を追求する上で法学が重要な役割を担うと認識した。 一方、法学がディシプリンを持たない学問であり、ディシプリンのあるものと組み合わせた方が社会を導く上でより効果的であるという指摘も興味深い。

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2023/03/10

要件と効果を組み合わせた法ルールとインセンティブやサンクションを組み合わせて、より良い社会に導こうとする法制度の考え方を学べた。 想定したインセンティブとは異なる結果を生み出すこともあり、科学技術のように実験などを行うこともできないことが難しい点であると知ることができた。社会のル...

要件と効果を組み合わせた法ルールとインセンティブやサンクションを組み合わせて、より良い社会に導こうとする法制度の考え方を学べた。 想定したインセンティブとは異なる結果を生み出すこともあり、科学技術のように実験などを行うこともできないことが難しい点であると知ることができた。社会のルールの基準を司るものであるため、前例などを用いて慎重に論理的に説明できるか検討を繰り返されていた。 法学の考え方を知ることができ、他の職種でも共通するような論理的思考力が非常に重要であること、経済学などの分野も論理を補強するために必要であることを学べた。

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2022/12/04

最初のほうを読むだけでも初学者、未経験者にも面白く書かれていることがわかります。「法ルール」(法律以外の様々なルールも含む)という用語や、それが「インセンティヴ」を設定するものだとする捉え方もある意味新鮮。たとえて言えば、そうですね、刑法の世界で、団藤・大塚説と平野説が縦書きで難...

最初のほうを読むだけでも初学者、未経験者にも面白く書かれていることがわかります。「法ルール」(法律以外の様々なルールも含む)という用語や、それが「インセンティヴ」を設定するものだとする捉え方もある意味新鮮。たとえて言えば、そうですね、刑法の世界で、団藤・大塚説と平野説が縦書きで難解な体系書で抽象度の高い議論を戦わせていたところに(大昔はそうだったんです)、前田雅英先生の横書き・二色刷・図面入りの教科書が颯爽と登場したときに感じたような新鮮さ(および呆気なさ)があるというか。最初からこの本で勉強をはじめた人と、旧来の法学の頭を持った人がこの本を読んだ場合とで、だいぶ印象が違うというか、その後の築き方が違うだろうと思います。読んでみて、「契約法をこういうふうに説明するのか、なるほどなあ」という感想を抱きましたが、それは頭の中にある「契約法なるもの」と比較しているに違いないので、まっさらで読むことによって得られる自由さ・柔軟さは追体験できないのかも。  こうした試みが意図的なもので、読者をさらなる法学体験に導き、そこで出会うだろう、本書の切り口とは違った考え方とかに触れて、さらに思索を深め、化学反応を起こしてもらうことが本書の狙いと思いました。そうした中で、「法律家らしく考える」ことを体得できると思うんですよね。  なお、森田先生は、本書で「リーガルマインド」や論理的思考力が得られるといった話を意図的に省いたとおっしゃっています。そうかもしれません。しかし、平井宜雄先生が弘文堂の債権総論(これも、初版が出たときにインパクトが大きい本の一冊でした)のはしがき(初版分)で「法律家的能力」が最も発揮されるときがどういうときか、それはどのようにして身につくのかに触れられているのですが、私は、それが「法律家らしく考える」「リーガルマインド」だと思いますし、そのことは、本書でも随所で示されていると思いました。

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2021/10/22

福岡大学図書館 法律が社会にどう影響するのか、現実社会と法をどう擦り合わせていくのかということが書かれている。

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2021/07/24

法学全般の入門書は数多くありますが、以下の指摘が印象的でした。法学に感じていたモヤモヤが少しクリアになりました。 ・法学にはディシプリン(ある学門分野に特徴的な方法論、分析手法)がない ・法学は「ことば 」を中心においている

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2021/04/17

大学に入学する前に読んだ。難しすぎることはなく軽く読めた。法ルールとは何かという所からしっかりと説明してくれて入学前に読めて良かった。大使館の車の駐車についてグラフがあったが、日本はルールがあってもなくてもさほど変化はないのが面白いと感じた。また試験の例題の説明がとても面白く、自...

大学に入学する前に読んだ。難しすぎることはなく軽く読めた。法ルールとは何かという所からしっかりと説明してくれて入学前に読めて良かった。大使館の車の駐車についてグラフがあったが、日本はルールがあってもなくてもさほど変化はないのが面白いと感じた。また試験の例題の説明がとても面白く、自分もこれからこのような勉強をしていくと考えるとわくわくした。

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