眠れる美女たち(上) の商品レビュー
オーウェンが次男だとは知らなかった どんな風に作っているんだろう どう読んでも、父の作品にしか思えない それにしても長すぎる、ホントに
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(2023/06/27 9h) 初のスティーヴン・キング。 すごく読むのに時間がかかった。腰が折れた。 発行はコロナ禍前らしい。 女性たちが繭に包まれるって独創的な世界観。 男性作者なのに、同性である男性のことを 露悪的に鋭く切り込むように書いていて驚く。 寝不足で疑心暗鬼になっていくライラは辛い。 ラストにしょんぼりしちゃった。
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共著ってどんな分担なんだろう。話が動き出すまでにかなり待たされるのはいかにもS.キングっぽい。上巻のラストで匂わせたことが下巻でどうなるのか楽しみ。
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ホラーミステリーの巨匠、スティーブン・キングと、その息子のオーウェンの共著。 上下巻、しかも二段組の圧倒的ボリューム! ワクチン接種の待ち時間(経過観察時間)があっという間に過ぎてしまった! オーロラ病、と呼ばれる奇病のパンデミック。 現実世界で新型コロナウイルスに悩まされる日...
ホラーミステリーの巨匠、スティーブン・キングと、その息子のオーウェンの共著。 上下巻、しかも二段組の圧倒的ボリューム! ワクチン接種の待ち時間(経過観察時間)があっという間に過ぎてしまった! オーロラ病、と呼ばれる奇病のパンデミック。 現実世界で新型コロナウイルスに悩まされる日々には、この奇病がもたらす様々な内容がファンタジーと言い切れず、妙な既視感に襲われる。 物語では、女性だけが冷めない眠りにおち、しかも繭に包まれてしまう。 初めのうちこそ皆が必死でコーヒーやその他カフェイン含有食品を取り合い、混乱する。 しかしそうそうずっと起きてはいられず…眠りにつく。 本作が面白いのは舞台の多くが刑務所であるところ。 そして、女性たちのほとんどが眠ってしまった後、男だけの世界の混乱っぷり。 女だけの世界、男だけの世界と下巻では世界が別れて物語が進行する。 どこにどう到着するのかわからないまま物語は進み、そして……。 お見事。 初めにも書いたがとにかく本書は長い! そして登場人物も多い! わからなくなって何度か登場人物一覧に戻った。 映像作品になるだろうな、という印象がある。 あえてそちらを意識した書き方はしていないが、繭に包まれる、なんていうのはなかなかインパクトがあるので、きっと次は映像として楽しめるだろう。
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読書備忘録600号。 ★★★☆。 キングが息子と書いた作品。 得意の“何モノか分からない存在”により街が徐々に死んでいくホラーストーリー。 今回は、女性だけが襲われる奇病?寝ると繭に包まれて二度と目覚めない。睡魔と戦う女性達。 ただ、呪われた街やITなどで感じた後ろを振り返りたくない寒気は一切感じず。薄っぺらい感あり。 キーワードは、大樹からの何モノ。何モノを拡散媒介する蛾の存在。何モノと対峙する精神科医の孤軍奮闘。バカな男どもとも戦わねばならない精神科医。 下巻で★を増やせるか!笑
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息子オーウェンとの共著のホラー小説。 相変わらず登場人物が多くて、不気味な現象が理由なくまん延するのにはぞくぞくしますが、ちょっとテンポが悪いかな。 とはいえ、睡魔と戦っても何をすればよいから無いのは苦しいだけのような気がして、かっこいい女性陣に楽になるように祈ってしまいました。 で、ふがいない男性陣の中でも、あまり強そうでない精神科医が謎の女イーヴィと対決するらしい下巻に期待かな。
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キング初読み。スティーヴン・キングの次男、オーウェンである。半年以上も積んでしまった。共作というのがどのような作業か知らないのでなんとも言えないが、プロットも展開も既視感がある。全世界を襲う伝染病(→ザ・スタンド)、アメリカの小さな地方都市を舞台にした展開(→アンダー・ザ・ドーム...
キング初読み。スティーヴン・キングの次男、オーウェンである。半年以上も積んでしまった。共作というのがどのような作業か知らないのでなんとも言えないが、プロットも展開も既視感がある。全世界を襲う伝染病(→ザ・スタンド)、アメリカの小さな地方都市を舞台にした展開(→アンダー・ザ・ドーム)、感染すると凶暴化する症状(→セル)など。さらに翻訳という作業が入っているため、文体の比較もできない。キングの新作だよと言われればそうなんだと思ってしまっただろう。でも引き込まれた。下巻へ。
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スティーヴン・キングとオーウェン・キングの親子合作というなんとも豪華な作品。 眠りについたが最後、繭に包まれ目覚めなくなる謎の「オーロラ病」が始まり、蔓延してゆく世界。この病にかかるのは女性だけで、しかも無理に目覚めさせると狂暴になってしまうという恐ろしい事態に。パニックになる民...
スティーヴン・キングとオーウェン・キングの親子合作というなんとも豪華な作品。 眠りについたが最後、繭に包まれ目覚めなくなる謎の「オーロラ病」が始まり、蔓延してゆく世界。この病にかかるのは女性だけで、しかも無理に目覚めさせると狂暴になってしまうという恐ろしい事態に。パニックになる民衆、眠らないように必死の努力をする女たち、よからぬことを企む男たち、そして現象の中心にいるかに思える謎の女。それぞれの物語を紡ぎつつ、事態はいったいどのような方向を目指すのか。まったく先の読めない作品です。 やはり女性側の視点に立ってしまうので。眠らずに頑張るって……これはあまりにつらすぎます。自分だったら、もうあっさりと諦めてさっさと眠りについてしまうほうが楽だし、実際そうしてしまう気がしました。むしろこのような状態では、世界の中に取り残されてしまうほうが恐怖なのかもしれません。そしてパニックになる男性たちにとっても、やはり「取り残される」恐怖の方が大きいんじゃないのかなあ。
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面白かった。キーワードは蛾。詳細わからんままに、序盤からバンバン眠りだします。女性だけに感染?する眠り病というか、蛹化するんね。体から繭のホワホワみたいなのが出てきて、眠った女性は包まれていく。それを剥がすとオートバーサーカー状態で剥がした人間を壊し、一定時間が経つと、また眠りに...
面白かった。キーワードは蛾。詳細わからんままに、序盤からバンバン眠りだします。女性だけに感染?する眠り病というか、蛹化するんね。体から繭のホワホワみたいなのが出てきて、眠った女性は包まれていく。それを剥がすとオートバーサーカー状態で剥がした人間を壊し、一定時間が経つと、また眠りに戻る。1巻は病気(?)が認知されてから、まだ2日も経ってないぐらい。もう、大変。やっぱり恐ろしいのは人間だな、と思う上巻。 訳も難しいんだろうが、イーヴィ。イーヴィが”蛾を見る人”と訳されているが、ルビに「モス・アーズ」て書いてたんですが、多分、私のようなバーダー(Birder)て、まあ、鳥を見る人という感じなんですが、birdに人化させるerをつけてるのね。それと同じでイーヴィもmoth(蛾)にerをつけてるんで、mother、、そう、誰もが知ってる”母”ですねぇ。イーヴィと訳されてますが、Eveですしねぇ。まあ、イーヴィもキング本に出てくる"シャイニング”能力を持った人なんかねぇ。クリントもそれっぽいし、まあキング風味は味わえる。
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女性たちが眠りについてしまうお話。 蛾の描写が多いけど、繭みたいになってこれからどうなってしまうのか。羽化したりするのかな。 現実でこうなったら家事出来ない男性陣も大変だ。 イーヴィー、大樹の向こうから来たとかまた宇宙人みたいな感じなのかな。 とりあえず下巻が楽しみ。
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