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捻くれ者の生き抜き方 の商品レビュー

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2021/06/17
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人間風車の正統後継者にして、 日本一面倒なプロレスラーこと、鈴木秀樹の著書。自伝と いうよりも、自信のプロレスラーとしての立ち居振る舞い を解説したプロレスビジネス書、といった雰囲気。 ちょっと前、秋葉原の書泉ブックタワーに、昭和プロレス マガジンの最新号を買いに行った折に、なんとか残ってい たサイン本を入手。読みかけていた本が数冊あり、しばら く置きっぱなしになっていたのだが、ここ1日で一気に読 んだ。 とにかく、デビューから今に至るまで、ずっと特異な場所 に居続けた異色のプロレスラーが鈴木秀樹。UWFスネーク ピットジャパンでビル・ロビンソンからCACC(Catch As Catch Can)を学び、アントニオ猪木のIGFでデビューする、 という経歴だけでも異色なのに、IGF崩壊後は強烈過ぎる ダブルアームスープレックスで様々な団体を席巻。今の時 代には珍しい、「強さ」をしっかり表現できるプロレスラ ーである。 僕よりもずいぶん年下なハズなのに、まぁ頷ける部分が多 々ある内容。ハードな練習をこなして確かな技術を手にし ていることに加え、自分の意見をしっかり言える心の強さ と、【おもしろい】ことにアンテナを立てられるセンス。 鈴木がフリーながら各団体で引っ張りだこなのも頷ける。 鈴木は今、WWEからコーチの依頼を受けて渡米中。 もちろん鈴木の指導を受けた選手がどうオーバーして行く のかも確認したいが、願わくば鈴木秀樹がWWEスーパー スターとして闘う姿も観たい。このご時世なので帰国がい つになるのか定かで無いが、その時はどこかの会場でこの 本の表紙にもう一つのサインを貰いたいところ。 その時まで、この本はしっかり所持しておこう!

Posted byブクログ