自分勝手で生きなさい の商品レビュー
自分勝手のプロ・下重暁子。 ここでいう自分勝手とは自分本位で人に迷惑をかけることではない。 自分勝手とは、個を尊重して、自分を掘り下げ、自分の行動に責任を持って生きる、ということである。 この本を読んで、「自分を大切にしない人は他人も大切にできない」という言葉の意味がようやく分...
自分勝手のプロ・下重暁子。 ここでいう自分勝手とは自分本位で人に迷惑をかけることではない。 自分勝手とは、個を尊重して、自分を掘り下げ、自分の行動に責任を持って生きる、ということである。 この本を読んで、「自分を大切にしない人は他人も大切にできない」という言葉の意味がようやく分かった気がする。自分の得意・不得意や感性に日頃から向き合っているから「自分」というものを知っているし、「個」への尊重が当然にある。それがベースとなるからこそ「相手の靴を履いて考えられる」のだと思う。 個人主義とは、実は「思いやり」である。
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下重暁子(1936年生まれ)「自分勝手で生きなさい」、2020.10発行。「~しなさい」というタイトルは好きではないですが、図書館の返却棚にあったのでつい手に取りましたw。断定的な言い方や誤解を招きやすい表現はありますが、コロナ禍の機を見て敏な論調は理解できます。①「個」でなければ生きられない時代に ②個として生きるとは、自分勝手に生きるということでもある。自分の頭で考え、自分一人で動かなければ立ち行かない。③自立と自律が自分勝手に生きる絶対条件 ④駅伝型からマラソン型に ⑤自分の好きなことは本気でやる。 言われるまでもなく、自分の流儀で生きています。詰まるところ、生きるということは、自分を大事にしていくことですよねw。 下重暁子「自分勝手に生きなさい」、2020.10発行、再読。再読して、目が留まった箇所は: ①「いらないつながり」を整理整頓する。(いらないつながりはありません。常に、新しいつながりに向っています)②一番仲が悪い人と旅をしてみる。(そんな発想は微塵もありませんw)③自分で自分を養うのが基本(ごく、当たり前のことです)。 下重暁子「自分勝手で生きなさい」、2020.10発行、再読。目に留まった箇所は3つ: ①黒柳徹子さんの好奇心「まあ! へえ! あら!」→いいですねw ②名所ではなく「私の桜」に会いに行く→同感です ③アスリートがよく感動を与えたいとか言ってるが、感動は自分が自然に思うもの。人に与えるものではないし、他人から与えられるものではない。→なるほど。アスリートから多くの感動をいただいてますが、アスリートは自分の競技を一生懸命やればいいのであって、アスリートが「感動を与えたい」と言っては、筋違いなんですねw。
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コロナ禍で一人を見つめ直し、自分勝手に生きる術が書かれた本。主婦であっても好きなことを極める、子供が成長したら放り出す、自分勝手に生きるには、自分の使うお金は自分で稼ぐ等。趣味は真剣に、仕事は楽しく。若い頃にやりたかったこと、今好きで夢中で取り組めることを改めて見直したい。
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私も自分勝手だ、そして下重さんの考えに共感して自分の考えと確認出来る ただ題目が危ゆい 人に迷惑をかけないというのは 自分勝手人間にとって 絶対条件でそこをさらっと最後に添えられていた 多分、伝わらない 何だかいいように解釈して 行動する方が増えそう 自分の勝手が 世の中に...
私も自分勝手だ、そして下重さんの考えに共感して自分の考えと確認出来る ただ題目が危ゆい 人に迷惑をかけないというのは 自分勝手人間にとって 絶対条件でそこをさらっと最後に添えられていた 多分、伝わらない 何だかいいように解釈して 行動する方が増えそう 自分の勝手が 世の中に対して 波のように押しては引いてとうまく循環していけばいいけれど 三手四手先の人には迷惑をかけていないだろうか わたしも自分勝手だ ただそれは人と意見が合いにくいだけで 人から見たら変人という言葉が 妥当だと思う 変人は比較対象にならないので とても生きやすい
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