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7月7日の奇跡 の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2022/12/29

初めて喜多嶋さんの作品を読みました。心に傷を負った青年・雄次と少女・ノブが恋によって再生していくと言う、まあありそうな話ですが、舞台が湘南・葉山のためか、爽やかな印象でした。これが喜多嶋マジックなのかな?

Posted byブクログ

2021/11/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この方の本を初めて読みましたが、「……」を多用し過ぎで、記号ばかり。 読みやすいけれど深みのない文体で、技巧がなく、脚本を読んでいるような印象でした。 傷ついた少女が主人公との出会いによって再生していく物語。 教師に体を触られたり伯父にお風呂を覗かれたりして傷ついた過去とか、ヤンキーにからまれてやっつけるシーンとか、精神科医なのに患者が自殺未遂したら休診して海でたそがれて自分に酔ってるとことか、17歳の少女が「抱いて…」と言うシーンとか、何もかも浅いなーと。。。 10代の人生経験がまだ少ない子が頑張って想像して書いたようなストーリーだと思いました。 個人的な感想です。

Posted byブクログ

2020/10/31

喜多嶋隆さんの小説は 必ず心に芯がある人物像を描いている 青春 恋愛 光と影 読者により捉え方は違う ぜひ手に取って読んで欲しいので ネタバレ的な事はあえて避けるが 毎回喜多嶋作品で驚かされるのは 主人公以外の登場人物の人間模様が深い点 この辺が読者の心を次第に物語の中へと...

喜多嶋隆さんの小説は 必ず心に芯がある人物像を描いている 青春 恋愛 光と影 読者により捉え方は違う ぜひ手に取って読んで欲しいので ネタバレ的な事はあえて避けるが 毎回喜多嶋作品で驚かされるのは 主人公以外の登場人物の人間模様が深い点 この辺が読者の心を次第に物語の中へと 引き込んでいく そして常に湘南の風と光を 感じ、その潮の香さえも感じて さらに主人公と同化させるものがある 最後に本棚に並んでいる 「赤毛のアン」を最初に読むと 主人公と同化したもう1人の自分を 感じられるかもしれませんね

Posted byブクログ