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なぜネギ1本が1万円で売れるのか? の商品レビュー

4.3

9件のお客様レビュー

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2022/09/07

たかがネギだと思って読んだが、数字を用いて客観的に分析した経営をされている方で、非常に考え方が参考になった。

Posted byブクログ

2022/02/09

それは、それだけの価値があるものだから です。 年に数本しかつくれず、他のどのネギより 立派で美味しく、甘いネギなので需要もあ るそうです。 ただ、それだけがビジネスの目的ではなく 真の狙いは「他のネギも高く売ることがで きる」点です。 「ちょっと高いけれど、これだけ美味し...

それは、それだけの価値があるものだから です。 年に数本しかつくれず、他のどのネギより 立派で美味しく、甘いネギなので需要もあ るそうです。 ただ、それだけがビジネスの目的ではなく 真の狙いは「他のネギも高く売ることがで きる」点です。 「ちょっと高いけれど、これだけ美味しい 立派なネギを作っているのだから、他の普 通のネギも美味しいに違いない」とお客様 が思ってくれる、それが戦略です。 さくらんぼやブドウのような果物と違って 野菜、特にネギは品種や等級もなく、価格 は単なる収穫量に左右されるだけです。 そこにブランドされたものを作り上げれば それは注目を浴びるのは当然です。ビジネ スの王道です。 そんな王道のヒントを学べる一冊です。

Posted byブクログ

2022/02/08

農業のイロハも知らない状態でネギというニッチな市場に挑んでいった著者の実体験の話で、心構えやビジネスのやり方の参考になる内容でした。 営業の基本は相手を知ること。 ブランド品を1つ作ることで普通の商品の商品価値を上げることに成功した話はかなり参考になった。 あとはいかに仕事を競技...

農業のイロハも知らない状態でネギというニッチな市場に挑んでいった著者の実体験の話で、心構えやビジネスのやり方の参考になる内容でした。 営業の基本は相手を知ること。 ブランド品を1つ作ることで普通の商品の商品価値を上げることに成功した話はかなり参考になった。 あとはいかに仕事を競技化して効率良く楽しめるような仕組みを考えて実行していくところも感心させられた。 常に実験、検証、研究し続ける姿勢に見習おうと思わされた本でした。

Posted byブクログ

2021/10/28

農業しか知らない人では、このようなアイデアは浮かんでこないなと思った。 やっぱり異業種から学ぶことはたくさんあると思うし、なにか真剣に打ち込んできたからこそ、そこで学んだことを次のステージに生かせることがある。 憧れの仕事が農業というのはまだまだ難しいが、こういう方が何人もいれ...

農業しか知らない人では、このようなアイデアは浮かんでこないなと思った。 やっぱり異業種から学ぶことはたくさんあると思うし、なにか真剣に打ち込んできたからこそ、そこで学んだことを次のステージに生かせることがある。 憧れの仕事が農業というのはまだまだ難しいが、こういう方が何人もいれば農業という職業が憧れの仕事になるのも遠くはないと思った。

Posted byブクログ

2021/08/22

1本1万円のおいしいネギの話と思っていたら、そうではない。ビジネス、働きかた、農業のヒントがたくさん。 データに基づいた農業を会社を設立してやつている。一生懸命やっても、自然災害には勝てない。それでも挑み続けていることに感服。

Posted byブクログ

2021/02/08

・1本1万円のネギ:モナリザは、残りの200万本のネギを高く売るためのF1マシン。 ・営業の肝は、相手の事情を知ること。 ・細分化してでも日本一を目指す意味はある。 ・プレゼントにできるネギ。 ・雑草には勝てない。戦わなくてすむ方法を探すべき。 ・市場のズレを見つけることが、ビジ...

・1本1万円のネギ:モナリザは、残りの200万本のネギを高く売るためのF1マシン。 ・営業の肝は、相手の事情を知ること。 ・細分化してでも日本一を目指す意味はある。 ・プレゼントにできるネギ。 ・雑草には勝てない。戦わなくてすむ方法を探すべき。 ・市場のズレを見つけることが、ビジネスの肝。

Posted byブクログ

2021/01/29

前田さんの「メモ魔」を読んだ後に読んだので、抽象化、転用を頭で繰り返すことができた。 こんなにも熱くなれる事を見つけたいと思った。

Posted byブクログ

2020/12/06

すごいオトコが、農家に参入してきたものだ。とにかく、日本1を目指すのだ。なかなか、農業に参入してくる新規就農者でも、日本1を目指して取り組む人はいない。いわゆる一番をとって、天下人になるということなのだ。てっぺんを取らなければ、世界は見えない。とにかく、集中力や細部にまで疑問を持...

すごいオトコが、農家に参入してきたものだ。とにかく、日本1を目指すのだ。なかなか、農業に参入してくる新規就農者でも、日本1を目指して取り組む人はいない。いわゆる一番をとって、天下人になるということなのだ。てっぺんを取らなければ、世界は見えない。とにかく、集中力や細部にまで疑問を持って取り組んでいる。スピード感がある。まさに、農業は前途洋々たる未開拓分野がいくらでもあるのだ。山形天童市で、ネギを始めるのだが、最初から1ヘクタール。日本の農家の石橋を叩いて行き詰まる手法とは違う。私も、中国、雲南省にいて、農業会社のトップから言われたのが、トマトを作りたい。温室で4ヘクタールだという。その方が、早く結果が出るという。確かにそうだ。清水寅は、現在ネギを10ヘクタール近く作っている。 この本を読みながら、気がついたことが多かった。目標はあくまでも日本一なのだ。そして、問題意識が鮮明であるがゆえに、当たり前とされている農家の壁を突破する。日本一になるには、どんなネギを作るのかが、実践の中で理解していく。「1町歩なんか不可能だ。最初は1反歩から始めるほうがいい」という周りの農家なんかに耳を貸さない。まぁ。よく働くのだ。1日18時間働くというから、それはモーレツ農家なのだ。そして、参入して400万円売り上げれば表彰されるという農協職員の言葉に驚き、市場で値段が決められて、自分で値段が決められず、安すぎることだった。どうやって食っていくのか?ということが鮮明なのだ。つまり、趣味の農業ではなく、ビジネスそして経営としてネギ農家を営むのだ。 「物量は力なり」という言葉に、感激をして取り組む。ネギは水はけがいい土地で栽培する。2Lのサイズのネギの方が単価が高く、作業が楽である。虫や病気になるのは、硝酸態窒素が多いことで、それを減らせば、虫も減り、病気も減る。とにかく、現場観察力が芯をつかむ。そのためには、有機肥料を使う。彼は、有機の中で、アミノ酸やペプタイドを直接吸収するという研究成果もきちんと知っている。なぜなのか?という質問を常に持っている。例えば、ネギだけではダメなので、加工食品を作る。いわゆる農水省が推進した6次産業である。ネギのあらゆる加工食品を作るが、結果として、加工食品メーカーは味の素など巨大メーカーに太刀打ちできないことを知る。結局は、農水省の予算稼ぎの口実なのだ。結局は苗に向かうのは正解である。私も、農業に参入しようとした時に、自分で価格が決められる農業は苗事業しかないと思って、苗から入った。 何と言っても、営業することが自分の得意とすることだということで、5Lのネギをモナリザとして1万円で売ろうとする日本一ネギ戦略は、素晴らしい。自分でブランドを作り上げている。いいなぁ。 清水寅。日本一を目指して、どこまでも伸びて行くだろうね。何を疑問に思ったかということこの本には書いてあって、若き農業者、新規就農者は学ぶべきである。私も、随分教えられた。

Posted byブクログ

2020/11/13

前半の自慢話コーナーでは読むの止めようかと思ったが、特に後半はサラリーマンにもダメになる内容だった。万人にできるかは疑問だが、、中盤の農業の専門的な話の箇所は読み飛ばした。

Posted byブクログ