実践 自分で調べる技術 の商品レビュー
内容的にはやや物足りない部分もあるが、基本的な事は解説されていて、社会人になってからレポートを書く(案外あるのですよね)ときにちょっと見ると参考になるかも・・。 ちなみにインタビューについては、中公新書の『オーラル・ヒストリー―現代史のための口述記録』(御厨 貴)がおすすめであ...
内容的にはやや物足りない部分もあるが、基本的な事は解説されていて、社会人になってからレポートを書く(案外あるのですよね)ときにちょっと見ると参考になるかも・・。 ちなみにインタビューについては、中公新書の『オーラル・ヒストリー―現代史のための口述記録』(御厨 貴)がおすすめである。 ただし、専門領域によって、インタビューに必要な技術は異なってくるので細部についてはそれぞれの分野の参考書に当たった方が良いと思う。
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卒論で十分に使える本である。このままで何から何まで卒論が書けるわけではないが、卒論でフィールド調査をやるために、データの集め方、分析の手段、結果の公表の仕方などイタレリツクセリである。ただし調査の資金の集め方なども書いているのは卒論向きではなく、修論や博論向きである。google...
卒論で十分に使える本である。このままで何から何まで卒論が書けるわけではないが、卒論でフィールド調査をやるために、データの集め方、分析の手段、結果の公表の仕方などイタレリツクセリである。ただし調査の資金の集め方なども書いているのは卒論向きではなく、修論や博論向きである。googleのポップアップの翻訳アプリ、分析ソフト、KJ法のソフト、発表の画面録画ツールなど他書にない新しい事も入れてあるので、大学生にとっても使いやすいであろう。
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雑誌記事・論文を調べる 国立国会図書館サーチ 雑誌記事論文のコピーを取り寄せる。JSTAGEにあればPDFをDLできる。 IRDB(学術機関リポジトリデータベース)=国会図書館内のデジタル資料で検索。 本を探す 国会図書館サーチ CINIIbooks カーリルの専門図書館リス...
雑誌記事・論文を調べる 国立国会図書館サーチ 雑誌記事論文のコピーを取り寄せる。JSTAGEにあればPDFをDLできる。 IRDB(学術機関リポジトリデータベース)=国会図書館内のデジタル資料で検索。 本を探す 国会図書館サーチ CINIIbooks カーリルの専門図書館リスト、都立図書館の専門図書館ガイド、専門図書館を横断的に探すサイト 奥付は必ずコピーしておく。 新聞記事はG-Search。日経テレコン、菊蔵、ヨミダス歴史館など 統計はESTAT 電子データで取っておく場合は、ファイル名を見て中身がわかるように。著者年度論文名、などをファイルの名前に付ける Evernoteで、ワードエクセルPDFのファイルをノートに張り付ける。 二つの数値に有意な差があるかはχ二乗検定をExcelで行う。 kj法のソフト=Ideafragment2、MAXQDA kj法は、座標軸で考えるとまとめやすい。
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社会が抱えている問題を解決し、より安心して暮らせる社会を目指して、市民が行う「調査」を想定、その手順やノウハウ、コツを伝授する。 文献検索サイトや統計学の考え方、KJ法によるデータ整理と体系化など、高度で専門的な手法の紹介もあり、学生の論文、業務上必要な調査などへの活用を意識して...
社会が抱えている問題を解決し、より安心して暮らせる社会を目指して、市民が行う「調査」を想定、その手順やノウハウ、コツを伝授する。 文献検索サイトや統計学の考え方、KJ法によるデータ整理と体系化など、高度で専門的な手法の紹介もあり、学生の論文、業務上必要な調査などへの活用を意識して書かれているような気がした。したがって具体的な目的を持たず、一般教養として軽い気持ちで読もうとした自分には、読み流さざるを得ない箇所も多々あった。 調査には6類型があり、そのうち、統計調査、アンケート調査、測定は量的調査であり、文献・資料調査、聞き取り調査、観察は質的調査て呼ばれる。その中で、自分が興味を感じたのは聞き取り調査すなわちフィールドワークである。 現場に行って、文字面の向こうにあるものを想像する、そのためのノウハウが書かれている箇所に注目した。話す側には立場上の「フレーム」があり、それに沿った話をされることを意識しておく、テーマのキーパーソンを探し出す、質問リストの順でなくても「話の流れ」に沿ってフレキシブルに聞く、具体的なことを相手のペースやフレームに合わせ受容的に聞く、メモはなるべく述語を入れておく、メモを後でまとめる時には相手の話を聞いて考えたことも一緒に入れる、実際の現場を体験する「参与観察」も大事など勉強になることが多かった。 この他、文献は批判的に読む(クリティカルリーディング)、文字データには意味が含まれているが、自分の考えに近いものだけを意図的に拾ってくることもできるという落とし穴もある、文字データを書き出しクロス表にすることで見えてくるものがあるなども参考になった。
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まさに、調べるための本、使うための本。 国会図書館の使い方や論文検索の仕方、新聞記事の調べ方等、大昔に知りたかった情報満載(その大昔には発売されてなかったな) 懐かしのPubMedも出てきた。 月刊測量のおすすめの書籍で紹介されていた理由も、本書半ばで判明。 調べるためにも知識が...
まさに、調べるための本、使うための本。 国会図書館の使い方や論文検索の仕方、新聞記事の調べ方等、大昔に知りたかった情報満載(その大昔には発売されてなかったな) 懐かしのPubMedも出てきた。 月刊測量のおすすめの書籍で紹介されていた理由も、本書半ばで判明。 調べるためにも知識が必要、統計の勉強も必要…。。 文書を探すだけではなく、フィールドワークの方法も。 こちらは心構え、として役に立った、いや、これから役立てたいと思う。
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誰でも知っている「調べる」という行為。 その入門書としては、分量も、内容も、適度にあっさりとしてスマート。
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「本」つながり。 内容:調査の設計から、文献・資料の扱い方、聞き取りの方法、データの整理、発表や執筆まで、練習問題を交えながら、調査を意義あるものにする手順とコツを詳しく解説。
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インターネットを使った資料検索(国会図書館等)についての記載が詳しい。 これから論文作成に取りかかる学生などが使うのに良い。
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文献を調べることについては、図書館員なら知っていることが多いし、うなずくことが多いと思う。 この本の本領は、第3章のフィールドワークをする、第4章のリスクを調べるだと思う。 高校生の探究だとここまでは難しいこともあるけれど、考え方としてはとても参考になる。 特にインタビューや観察...
文献を調べることについては、図書館員なら知っていることが多いし、うなずくことが多いと思う。 この本の本領は、第3章のフィールドワークをする、第4章のリスクを調べるだと思う。 高校生の探究だとここまでは難しいこともあるけれど、考え方としてはとても参考になる。 特にインタビューや観察の仕方、アンケート調査の注意点(積極的にはおすすめされていない、詳しくは参考文献が紹介されている)、統計の調べ方、データの測定、まとめ方など。
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調査のやり方についての基礎知識。既知のこともありましたが、何かを調べることについて、基本に立ち戻ることは大切だと感じました。
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