素子の碁 の商品レビュー
四十歳を過ぎて夫婦で始めた囲碁。定石や難解な用語に悩みつつ、少しずつ上達してゆく喜びを綴るエッセイ。巻末に「祝還暦!夫婦対談」を付す。
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202011/ 感想であります。 これは、「ヒカルの碁」きっかけに四十歳を過ぎてから旦那と囲碁を始めた新井素子のエッセイです。 ☆ 初心者が悩むルール等についてだけではなく、日本棋院の教室に通ったり、合宿イベントやったり、作家さん達による囲碁同好会を復活させたり、試合観戦し...
202011/ 感想であります。 これは、「ヒカルの碁」きっかけに四十歳を過ぎてから旦那と囲碁を始めた新井素子のエッセイです。 ☆ 初心者が悩むルール等についてだけではなく、日本棋院の教室に通ったり、合宿イベントやったり、作家さん達による囲碁同好会を復活させたり、試合観戦したり……といった囲碁ライフをアクティブに楽しむ様子(うーん、これは、かなり、羨ましいぞっ!)が書かれていて。 そんでもって。夫婦揃って同じ趣味で楽しまれているのも、いいなー。 ☆ あたしは。 囲碁、まったくわからない。黒と白の碁石がある、ってのだけ知ってる程度。 初心者向けに書かれているという解説コラムや図解も載っているんだけれど、ルールや用語が出てくるところは読んでも読んでもよくわからず……。うっ、これは、あたしが莫迦なんだろーなーと唇を噛んでしまう。はふ。 だもんで、完全に理解することは諦めて読み進めたのだけれど。 まったく、何の、問題もなく、楽しめたという不思議な一冊でした(あ、でも、囲碁わかってる人や始めたばかりの人のほうが、絶対一層楽しめるので、そこを味わえないのは……やっぱり悔しいわな)。 ☆ この一冊……気にいっていただけると、嬉しいのですが。 そして、もし。気にいっていただけたとして。 もしもご縁がありましたなら、いつの日か、他の新井素子作品でもお目にかかりましょう――。
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