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燃える波 の商品レビュー

3.4

19件のお客様レビュー

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2021/10/21

ここまでのクズ男もなかなかいなかろう!!!…でも実際にいそう…ってなった。その人間のクズの心理が描かれてるのはよかった。全く共感はできなかったけど。その共感のできなさには、自分に対して安心しても良いと思った。

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2021/09/16

3.5性と愛の物語。女性の裏側を見ているようで、ドキドキする。理想の関係は、お互いの努力の上に成り立つ。肉体関係が終わっていくのは、切ないことです。

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2021/05/13

友人のような夫と、野性的な魅力を持つ中学時代の同級生。婚外恋愛がひとりの女性にもたらした激しい変化は――。著者渾身の恋愛長篇。〈解説〉中江有里

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2021/04/29

この人の書く旦那さんはどーしよーもなくて、愛人はそれを補って余りあるパターンが多いのね。人は失敗しないと学べないってことなのか。

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2021/03/17

各章のタイトルとなっている曲を知っていれば、楽しめるかもしれません。 残念ながらほとんど知っている曲はなかったが、物語は楽しめました。 夫婦の話や大女優との話は良いとして、中学時代の同級生との話は私には全くピンときませんでした。でも世の中あるんでしょうね。 あとがきにもありました...

各章のタイトルとなっている曲を知っていれば、楽しめるかもしれません。 残念ながらほとんど知っている曲はなかったが、物語は楽しめました。 夫婦の話や大女優との話は良いとして、中学時代の同級生との話は私には全くピンときませんでした。でも世の中あるんでしょうね。 あとがきにもありましたが、いろいろな「ナミ」ですね。読んだ後にそんな感想をいだく恋愛小説でした。

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2021/02/27

ライフスタイリスト、全然知らない世界 なのに、不思議と物語の中に入り込める。 村上由佳さんが同世代だからなのかもしれない。 私もずっと仕事をしてきた 奥さんをしながら、お母さんをしながら 仕事の優先順位が下にあるのが残念に思った事も多々あった。 だから、色々な出会いの中で 特に遥...

ライフスタイリスト、全然知らない世界 なのに、不思議と物語の中に入り込める。 村上由佳さんが同世代だからなのかもしれない。 私もずっと仕事をしてきた 奥さんをしながら、お母さんをしながら 仕事の優先順位が下にあるのが残念に思った事も多々あった。 だから、色々な出会いの中で 特に遥子さんと出会って仕事が広がっていく様子は良いなあと素直な気持ち。 見下されていると浮気に走る旦那は所詮そこまでの人。 澤田くんなら対等に生きていける。 良かったねナミちゃん。 カッコいい女の人も本当は寂しくてぎゅっと抱きしめてもらいたい時もある 「燃える波」ラジオから聴こえてくるような素敵な物語でした。

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2021/01/18

ライフスタイリストとして活躍する妻と雑誌編集者の夫。裕福で満たされているように見える夫婦だが、夫の浮気をきっかけに自らの仕事や生き方を見直す女性の話。 カメラマンの澤田が後々、自分も元夫のようなことをしてしまうかもしれないし、言ってしまうかもしれない。だから些細なことでも話し合っ...

ライフスタイリストとして活躍する妻と雑誌編集者の夫。裕福で満たされているように見える夫婦だが、夫の浮気をきっかけに自らの仕事や生き方を見直す女性の話。 カメラマンの澤田が後々、自分も元夫のようなことをしてしまうかもしれないし、言ってしまうかもしれない。だから些細なことでも話し合っていきたいってお願いするシーンは妙に刺さった。 夫の言ってることは本の中では違和感のあるメチャクチャな論理だが、自分も言ってしまうかもしれないし、言わなくても思ってしまうかもしれない。それがどんな意味を持つのか改めて自分に問いかけることになった小説だった。 ライフスタイリストって職業も、カメラマン、雑誌編集者、女優、ラジオ番組のプロデューサーって人たちがあまりにも周りにいなさすぎて天空の世界の物語のようだ。でも、辛い思いはするし、恋もして、肌を触れ合いたいと願う。当たり前のことだが、そんな人間としての営みの大事さを感じた。とても前向きな終わり方だったので読後感はなかなかいい。 3.5に近い4点。

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2020/12/07

ライフ・スタイリストを自称し、衣食住のスタイリングのほか、エッセイを書いたり、ラジオのパーソナリティを務めたりとフリーに活動する帆奈美。 夫の隆一との間に子どもはいない。それなのに家を留守にすることに後ろめたさを覚え、夫の顔色を伺いながら暮らす日々。 そんな時、大女優の水原瑤子に...

ライフ・スタイリストを自称し、衣食住のスタイリングのほか、エッセイを書いたり、ラジオのパーソナリティを務めたりとフリーに活動する帆奈美。 夫の隆一との間に子どもはいない。それなのに家を留守にすることに後ろめたさを覚え、夫の顔色を伺いながら暮らす日々。 そんな時、大女優の水原瑤子に抜擢され、大きな仕事が舞い込む‥。 経済的に自立し、能力を認められながらも自信を持てず小さく生きていた帆奈美を、瑤子が新しい世界へとぐいぐい引き込む。 そこには澤田炯という抗い難い魅力をもった男の存在もあった。 初めは帆奈美の目線による物事の見方が鼻についてまるで隆一目線で読んでしまったが、隆一と対峙するシーンや瑤子に振り回されるシーンなど後半になるにつれて胸のすく思いで読むことができた。 ただ、帯にうたわれているような恋愛小説とはやや違うような。

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2020/11/19

今は惚れ惚れする人にも若くて未熟な時があって、こんな男と一緒になって…と思い、「こんな男に誰がした」みたいな彼の言い訳にはあんたも一役買っているんだよと言いたくなってしまう。 周りに助けられながら出来ることを膨らませて道を選び切り拓いていく。 憧れる一つの生き方がここにもある。

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