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自炊。何にしようか の商品レビュー

4.5

14件のお客様レビュー

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2021/04/05

真新しかったりあっと驚くレシピが載っている訳ではないけど、淡々と続く日常に寄り添ってくれるような地に足のついたごはんの作り方が載っている本。毎日のごはんは名のつくメニュー(肉じゃがとか麻婆豆腐とか)ばかりで成り立ってるわけではなく、冷蔵庫にあるものを自分の体調やお腹の好き具合にあ...

真新しかったりあっと驚くレシピが載っている訳ではないけど、淡々と続く日常に寄り添ってくれるような地に足のついたごはんの作り方が載っている本。毎日のごはんは名のつくメニュー(肉じゃがとか麻婆豆腐とか)ばかりで成り立ってるわけではなく、冷蔵庫にあるものを自分の体調やお腹の好き具合にあわせて作りたい、という人向き。写真も良い。

Posted byブクログ

2021/01/18

飲食店を営む友人が、食べる前にいつもきちんと「いただきます」をする男性客について書いたことがある。それを読んでから毎年、大晦日になるたびに考える。来年こそは僕も「いただきます」を言う人になりたいなあと。 毎年思うだけあって、これがぜんぜん身に付かない。手付...

飲食店を営む友人が、食べる前にいつもきちんと「いただきます」をする男性客について書いたことがある。それを読んでから毎年、大晦日になるたびに考える。来年こそは僕も「いただきます」を言う人になりたいなあと。 毎年思うだけあって、これがぜんぜん身に付かない。手付かずのおせちの前では神妙に唱えたはずのいただきますも、おやつ代わりの餅を頬張る午後にはきれいさっぱり忘れている。年に千回はあったはずのいただきますチャンスはすべて見送り。日々三振の山を築いて、またいつも通りの年の暮れがやってくる。 ひとりで食べるご飯はとても静かだ。美味しくってもまあまあでも、黙ってもぐもぐ噛み締める。今年最初の本は、そんな僕の毎日にそっと寄り添ってくれそうな、高山なおみさんの新刊にした。タイトルからもわかるように、高山さんがいつも繰り返し作っている平熱の料理を紹介したレシピ本だ。 自分のための毎日のご飯は、手間なく作れていつも絶対に「あー、美味しい」としみじみさせてくれる、どちらかと言えば地味な「とっておき」たちへと収斂していく。この本に出てくるレシピも、長距離ランナーのしなやかな肢体のように無駄がない。それでも高山さんの心地よい揺らぎを含んだ言葉のおかげで、慎ましく穏やかな暮らしぶりがありありと浮かんでくる。台所ではなくとっておきの喫茶店へ出かけて開きたい、よくできたエッセイみたいな読み味のする、不思議で素敵な本だった。 あー美味しかった。ごちそうさまでした。

Posted byブクログ

2020/11/30

これはもう大当たりの本。手に持って少し開い て紙質から、重みから、写真から、文章からす べてしっくりきていて、ずっと手元に置く本っ て思った。高山なおみさんは新刊が出たら買う 事にしていたけれども最近は少し違うような気 がして熟考してから買うようになった。 今回は先に図書館で借り...

これはもう大当たりの本。手に持って少し開い て紙質から、重みから、写真から、文章からす べてしっくりきていて、ずっと手元に置く本っ て思った。高山なおみさんは新刊が出たら買う 事にしていたけれども最近は少し違うような気 がして熟考してから買うようになった。 今回は先に図書館で借りて、でもぱらっと見た 途端に買わなくちゃと思って、読まずに返却し すぐにAMAZONで購入した。 本の製作に携わった人を見ると編集赤澤さん、 写真斎藤さん、デザイン立花さん。みんな 高山さんのエッセイなどでおなじみで、高山 さんとのこの本を製作している段階のやりとり を想像できて、それもまた楽しい。 本の内容は一人で暮らしていく上での食事の流 れにそって朝・昼・夕にわかれてレシピとちょ っとした文章が書いてありとても見やすい。 その後に夏のこと、冬のことが同じような感じ で続く。ちょこっと書いてある高山さんの言葉 がとても参考になる。 たまに写っている高山さんも服装含めかわいく て年齢を重ねてもこんな風に素敵になれるん だってワクワクする。今は家族でわいわい暮ら しているけれど、いずれ一人になることがあっ てもこの本があれば怖くないなって思った。

Posted byブクログ

2020/11/11

子どもを寝かさなきゃならないのに、つい読み込んで後手後手になってしまう。気づけば付箋だらけ。分厚くてそこも好き。

Posted byブクログ