犬がいた季節 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ほっこり…良い読後感でした。 平成元年に高校入学した自分にとって、時代の背景も楽しめた作品でした。 コーシローと出会った生徒達が、それぞれの人生を悩みながらもきちんと成長していく。 コーシローが去った後も、コーシローによって繋がっているメンバー達。 最後はちゃんとゆうかさんもハッピーエンドでよかった。
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めっちゃいいじゃん。男子校出身でも共感できるわー、でもやっぱり勇気を出して告白してみるっていうのはとっても大事よね。取り返しつかないじゃん。
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捨てられた犬は八稜高校で飼われることになる。名前はコーシロー。高校3年間を駆け抜けていく生徒たち。昭和から令和の時代の彼ら、彼女たち。
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高校生と家庭環境と家族と犬のコーシロー。コーシローは人間が「好き」と感じる時の"匂い"を微妙にに表現する。家族や最期、日々を考えさせられる。
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人と犬の交流が もっと描かれてるのかと… プーとダックスのミックスだったのに 頭の中で走り回ってるのは柴!!!
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学校が舞台の話だからか、全体的には卒業アルバムの巻末の《この期間に起きた世の中のこと》みたいな表現もあちこち。 昨日より今日、今日より明日。そう思って毎日を過ごしていけば、ささやかながら生きていく理由になるのかな。 思い通りのことを最短距離で突き進むことは、かなり難しい。 ...
学校が舞台の話だからか、全体的には卒業アルバムの巻末の《この期間に起きた世の中のこと》みたいな表現もあちこち。 昨日より今日、今日より明日。そう思って毎日を過ごしていけば、ささやかながら生きていく理由になるのかな。 思い通りのことを最短距離で突き進むことは、かなり難しい。 みんな試行錯誤、紆余曲折しながら生きているんだけど、空回りの中に入ってしまうと当事者は身動きが取れなくなってどうにもできないと思ってしまう。 とはいえ、実は外側から見ると軌道修正の方法はちゃんとあったりする。 それを気づかせてくれるのは意外に遠くて近い、他人だったりする。 コーシロー。君に色を体感させてあげたかったなぁ。 色彩を感じるのは人間の特権なのかも。 人はあらかじめ得られる情報が多いことにも改めて気づかされた。やはり人間は恵まれている。 優花と光司郎もかなり遠回りの途中みたいだけど、この先も寄り道しながら同じ先を見ていけるといいなと思う。 平成は唯一の戦争がなかった時代。 自分がいい時代にいい年代を過ごせた幸運に感謝。
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すごくいい話でした。うちの犬もコーシローみたいにいろいろ思ってくれてるのかなと思うとさらに愛おしく感じるようになった。
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雑種のコーシローは八高の生徒に助けられて学校で育てられることになります。そんなコーシローが昭和の終わりから令和まで毎年多くの生徒が出会い別れる様子を、当時の事件なども含めて見つめる物語でした。甘美な青春ドラマのようで私個人はあまり感情移入もできず星2つとしましたが、静かで分かりや...
雑種のコーシローは八高の生徒に助けられて学校で育てられることになります。そんなコーシローが昭和の終わりから令和まで毎年多くの生徒が出会い別れる様子を、当時の事件なども含めて見つめる物語でした。甘美な青春ドラマのようで私個人はあまり感情移入もできず星2つとしましたが、静かで分かりやすい文章でオススメと思います。
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時代は変わっていくけれど、犬のコーシローを核として人と人との繋がりは続いていく。 コーシロー目線の世界の美しさも伝わってくるし、学生としての青春にも心温まる。
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犬のコーシローがそれぞれの高校生達と過ごしながら時代を超えていく。個々の事情に悩みながら青春時代を送り、道を進んでいった高校生達が未来でどうなっていったのか。自分自身も過ごしてきた時代と共に読み進められるステキな小説でした。
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