命の砦 の商品レビュー
145三部作もこれで終章。後書きにあったようにゼロから100、正義か悪かの二択しかない世界は息苦しい。今こそ本当の中道という思想がいるのでは?と感じる作品でした。三部作は終わっても次は新人女性消防士の誕生と成長は書いて欲しいなあ。
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火災現場、新宿地下街。 迷路の如く張り巡らされた地下街で火災…しかし…恐るべきは、あってはならないものが地下街に… クリスマス・イブと新宿地下街連続発火。因果関係はあるのかな?と思いつつ読み始めました。 酸素を求める炎、限りのある消防士備品…闘う消防士。そして、警視庁ダイナナ。 イブの日に、家族との食事、恋人同士の楽しいお酒。それが、一瞬に炎に包まれる。そして踊る。悲しき「死のダンス」。 「炎の塔」「波濤の城」「命の砦」…神谷夏美の消防士としての成長記録。ただのパニック小説ではない。「命」を重心においた小説でした。
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消防士神谷夏美シリーズ最終集。と言っても前作は読んでいません。今作が臨場感あってとてもよかったので前作も読みたい、その上で今作も読み返したいと思いました(22,5,5)。 あれから「炎の塔」「波濤の城」を読んだ上で今作を読み返しました。クリスマスイブの夕方、もっとも人の出が多い新...
消防士神谷夏美シリーズ最終集。と言っても前作は読んでいません。今作が臨場感あってとてもよかったので前作も読みたい、その上で今作も読み返したいと思いました(22,5,5)。 あれから「炎の塔」「波濤の城」を読んだ上で今作を読み返しました。クリスマスイブの夕方、もっとも人の出が多い新宿地下街・サンズロードでの火災が発生し、神谷夏美の所属する銀座第一消防署に特命出場の使命が入る…。読み終えて感無量…すべての消防士に対して感謝の気持ちを持つことができました。自分の命を犠牲にしても多くの命を守る…この3部作中、本作が一番真に迫るものを感じ泣けました!改めて読めてよかったです。きっと神谷夏美はこれからも消防士として生きる道を選ぶと思います。(22,7,9)。
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シリーズ3作目。立て続けに読んでしまったので、さすがに3つ目ともなると、感動が薄れてしまいました。「どうせ助かるんでしょ」と。 雅代の犠牲は残念でした。
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『顔も名前も知らない誰かのために…ただその想いで』 クリスマスイブの夜 新宿地下街で発生した大規模火災 大パニックの中 ギンイチの消防員達を中心に 怒り狂う炎に立向かう 臨場感溢れる描写に 最後まで、一気読みでした! 五十嵐先生!ゴメンナサイ… 今まで、ツイッターでの宣伝活動に余念が無い ただのおじさんかと思ってましたが… 緻密な情景描写 鬼気迫る臨場感 ここまでのめり込んだ作品は初めてです! 五十嵐先生は偉大なるエンタメ作家だったんだ と認識を改めました
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神谷夏美シリーズ最終巻。 今回は新宿地下街の火事。クリスマスの夜の大規模放火。 ここまでの規模はさすがになくても、事件自体はありそうな感じで怖かった。 水で消してはいけない火災、初めて知りました。 命をかけて炎と戦う消防士の事はなかなか知る機会ないので、垣間見えてよかった。 火事...
神谷夏美シリーズ最終巻。 今回は新宿地下街の火事。クリスマスの夜の大規模放火。 ここまでの規模はさすがになくても、事件自体はありそうな感じで怖かった。 水で消してはいけない火災、初めて知りました。 命をかけて炎と戦う消防士の事はなかなか知る機会ないので、垣間見えてよかった。 火事には本当気をつけようと思います。
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女性消防士.神谷夏美シリーズ三作目です。 実際に新宿の地下街で火災が起きたらと考える恐怖しか有りません。 日夜安全のために働いてくれている人が多く居ます。 そのお陰で私達は日常を送ることが出来ています。 感謝です。 人のお陰で自分が生きていられる事、忘れてはいけないと思いました。
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炎の塔 かなり昔に読んだから、あまり記憶がなく… 波濤の城 読んでなく… まぁいっかと読み始めたけども、なかなか進まない 犯人側の話と、柳さん達の話は、スラスラ読めるのに、肝心な夏美側の話が… なんかもうイライラして… 魅力ない主人公やなぁと思ってしまうのは何故? 地下で火災やマグネシウム火災マジこえぇ。 このストーリーのまま、洋画で映画化して下さい。 邦画はへぼくなりそうだから、迫力ある洋画でお願いします。 波濤の城も読んでみよーっと。 図書館にありますように。図書館が早く開きますように。
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相変わらずの面白さ。 体裁が重要な無能な役人と上役、そして馬鹿なモブキャラ(野次馬)とパニック状態で逃げ惑う人々…で物語はより一層面白くなって行く。かなりイラっとしますが…(笑) 場面の切り替わりが良く(分刻み)、緊迫感が増して行く。 そして消防官がとにかくカッコイイ! 神谷夏美...
相変わらずの面白さ。 体裁が重要な無能な役人と上役、そして馬鹿なモブキャラ(野次馬)とパニック状態で逃げ惑う人々…で物語はより一層面白くなって行く。かなりイラっとしますが…(笑) 場面の切り替わりが良く(分刻み)、緊迫感が増して行く。 そして消防官がとにかくカッコイイ! 神谷夏美3部作として是非映像化してほしい作品だと思いました。 この作品の読み始めた場所が偶然にも新宿の某ピザ屋でした。まさか現場が自分の足下だとは…(汗) 勿論現場も見てきました。緊急事態宣言中なので店はほぼ閉まって居て人もまばらという事で、火災のイメージが変にリアルでした。 また1作目から読みたくなりました。
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神谷夏美シリーズ最終作。今回も手に汗握る怒濤の展開にひきこまれ涙が出てくるのも構わずに最後まで目が離せなかった。大都市である新宿でこんなことが起きたらどうなってしまうのだろうと不安にかられながら、そんなことはあり得ないことと自分に言い聞かせることしきり。コロナ禍で世の中の混乱が起きている現在において絶対ないこととは言いきれないような気もしていた。 犯人の気持ちもわかるけれど死んじゃっておしまいだったのは許せなかった。もっと足掻いて後悔してほしかったなぁ。仕事に誇りをもって死んでいった村田さんや柳さんが悲しすぎる。ギリギリでのアクシデントがこれでもかと起きてくるところがさすが五十嵐さんの文章だと圧巻。 これで終わってしまうのは残念すぎる。続編をどうしても読みたいと思うのはあたしだけなのだろうか。
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