風太郎不戦日記(2) の商品レビュー
8月15日を迎えるにあたって読んでおきたいと思ったのだ。山田青年は北から西から東から、えらいこと電車移動しているが、これがほんの数ヶ月の、どころか数週間の間のことだというから大変だ。
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マンガだから、つまり絵で描いているという条件でいえば、敗戦の日の描写がすごいなと思いました。このページは山田風太郎という作家の戦後、作品の特質を考えると、勝田文さん渾身の出来じゃないでしょうか。 ブログにも書きました。覗いてみてください。 https://plaza.ra...
マンガだから、つまり絵で描いているという条件でいえば、敗戦の日の描写がすごいなと思いました。このページは山田風太郎という作家の戦後、作品の特質を考えると、勝田文さん渾身の出来じゃないでしょうか。 ブログにも書きました。覗いてみてください。 https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202106140000/
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- ネタバレ
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地味ーなんだけど、学生服だし坊主だし。でも格好良いとこは格好よい。風太郎青年もててるやん。 女の子もかわいい。迷惑そーな駅の美少女やジャンヌダルクとか。 戦時下って、あまり長距離移動できないものと思ってたら、やろうと思えばそうでもないんですね。 この戦争に、大学生の年代でも、どうやったら勝てるか真剣に考えていたんだ、と。今の自分で今の日本で考えると、無理だよなぁ、戦争に参加したいわけでもないのに、お国のために戦えはやっぱ無理だよなぁ、説得力がないよなぁ、と思う。 でも最近の色々みてると、やるわけないのにやる前提で押し付けてくる政府よとこれが戦前の気分か。
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終戦に向かう時期。 度重なる大空襲と新爆弾。 呑気に構えていた風太郎も、考えを改めたりと、少々精神に異変をきたす。 漫画にしたことで、単にお涙頂戴にしなかったこの作品。原作のクールでこんな学生も確かに生きていたのだ!というリアルさ!
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1巻の、まだどこかのんびりした雰囲気から一転。 頁をめくるたび緊迫感が募る。 絵の、漫画の表現が胸に刺さる。
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ついに終戦を迎える山田くん。原作の日記でも戦況が悪化するにつれて山田風太郎の心境が変化していく感じは興味深かったんだけど、漫画だとそれがよりエモーショナルになってる感じ。そこら辺、日記として書かれたものと、漫画作品として描かれたものの違いなんだろう。 勝田文と同じく、文学作品を良...
ついに終戦を迎える山田くん。原作の日記でも戦況が悪化するにつれて山田風太郎の心境が変化していく感じは興味深かったんだけど、漫画だとそれがよりエモーショナルになってる感じ。そこら辺、日記として書かれたものと、漫画作品として描かれたものの違いなんだろう。 勝田文と同じく、文学作品を良くコミカライズしている近藤ようこが日記を漫画化するとどうなるんだろう?勝田文とはまたそうとう違ったものになるような気がして読んでみたい。
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