47都道府県 知っておきたい気象・気象災害がわかる事典 の商品レビュー
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〇用語の説明が素晴らしい。 〇都道府県別の気象災害の記録。浸水・土砂災害地図が流域を感じられてよい。 各都道府県を襲った気象災害から、何を学び、何を教訓にし、どのような変化が起こったかを記載しているので、全部目を通したい。 災害から身を守る有効な方法は「過去の災害を知り、これから起こる災害に備える」こと。 もし、同じような災害が起こったら、自分や家族はどう行動するか。 防災の歴史→気象災害をどう防ぐか ・用語の説明 降水量、積雪深、風速、気圧、台風、梅雨前線、線状降水帯、洪水、氾濫、浸水、がけ崩れ、地すべり、土石流、高潮、吹雪、雪おろし ・日本の気候 年降水量の分布、年最大積雪深の分布、年平均気温の分布、日照時間の分布。 気象の歴代記録 瞬間風速と被害の関係「日本版改良藤田スケール」 日本に大きな被害をもたらした台風 繰り返す西日本広域水害…梅雨前線の停滞 ・都道府県別の気象と災害 大阪府 4つの台風:1934室戸台風、1950ジェーン台風、1961第二室戸台風、2018台風21号 ←いずれも室戸岬付近を通過し、神戸市付近に上陸。 府の浸水が起こりやすい場所、土砂災害が起こりやすい場所を示した地図 ←淀川、大和川の流域、生駒山地のふもと。 主な地点の気温と降水量 日最高気温と日最低気温、季節ごとの降水量の平均値 8月の最高気温は堺周辺が最も高く、1月の平均気温は生駒山でもっとも低い。 降水量は年間を通して多くないが、夏にやや多く、冬に少ない傾向がある。 気象災害の歴史 “一人の犠牲も出さなかった天王寺第一小学校”1934室戸台風 →校長が児童を鉄筋の講堂へと誘導。木造の校舎は倒壊したが、講堂に避難し全員ぶじだった。 世界の気象の記録
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