どれもみーんなアントニオ! の商品レビュー
ボローニャ絵本図書館にて。 有名プロレスラーを彷彿とさせるタイトルに惹かれて読んだ。 ひとは1人で何役もしていることを改めて教えてくれる。 画家と訳者の方が1980年代生まれの方。著者は演劇の仕事をしていたこともある。らしい
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アントニオは一人の男の子だけれど、立場や相手によって、息子になったり、孫、甥っ子、悪ガキ、生徒、患者、水泳選手・・・いろいろな顔を持つ。でも、アントニオはアントニオ。そして、語り手である男の子の大切な友達。 いろんな自分がいてもそれは自然なことでみんな同じ。それを自分自身も周囲も...
アントニオは一人の男の子だけれど、立場や相手によって、息子になったり、孫、甥っ子、悪ガキ、生徒、患者、水泳選手・・・いろいろな顔を持つ。でも、アントニオはアントニオ。そして、語り手である男の子の大切な友達。 いろんな自分がいてもそれは自然なことでみんな同じ。それを自分自身も周囲も認めてあげることが大切。そして、私は私。
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相手によって立場、呼び方が変わる。息子、生徒、患者、客、、ぼくにとってはともだち。 何かとてもいい。
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前半は、谷川俊太郎さんの「わたし」を思い出させる。 「本の虫」はちょっとオリジナルな表現でいいと思う。 そして最後のページがすてきでした。
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アントニオってすごいんだ。ひとりでいるとただの男の子だけど、「だいじなむすこ」や「まご」や「弟」、時には「悪ガキ」「いたずら小僧」「本の虫」にだってなっちゃう。だけどいつでもぼくの「たいせつなともだち」なんだ。 元気いっぱいのアントニオを美しい絵でページいっぱいに描きます。「自分...
アントニオってすごいんだ。ひとりでいるとただの男の子だけど、「だいじなむすこ」や「まご」や「弟」、時には「悪ガキ」「いたずら小僧」「本の虫」にだってなっちゃう。だけどいつでもぼくの「たいせつなともだち」なんだ。 元気いっぱいのアントニオを美しい絵でページいっぱいに描きます。「自分は誰」という子どもの素朴な疑問に答えてくれるかもしれません。
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