葬送のフリーレン(VOL.2) の商品レビュー
仲間も増えて道中が面白くなってきた。 これは、無限ループできるのでは? サイコパスと大差ない魔族の扱いが面白いな。
Posted by
めちゃめちゃ可憐そうなのに何にも動じないフェルンと、見た目はカッコイイのに中身残念なシュタルクという仲間を得て、3人のあれやこれやという掛け合いが楽しい巻。それでもやっぱりエルフとして悠久の時を過ごすフリーレンと、人間である彼らの時間の流れは残酷なほどに異なり、親しくなればなるほ...
めちゃめちゃ可憐そうなのに何にも動じないフェルンと、見た目はカッコイイのに中身残念なシュタルクという仲間を得て、3人のあれやこれやという掛け合いが楽しい巻。それでもやっぱりエルフとして悠久の時を過ごすフリーレンと、人間である彼らの時間の流れは残酷なほどに異なり、親しくなればなるほどやがてくる別れが辛くなってしまいそう。主人公のフリーレンの過去はまだまだ謎に包まれているけれど、回想シーンの断片から徐々につなぎ合わされる人物像から物語に深みが出てきました。
Posted by
1巻の「ほのぼの、ヒューマンドラマ路線」(ヨコハマ買い出し紀行的な)を予想していたら、どんどん人間の弱さとか、魔族の言葉を使った狡猾さとか、ダークな方向に話が進んでいた。これはこれで密度が高くて良し。
Posted by
弟子のフェルンとともに ふたたび魔王城を目指すフリーレン。 途中で昔一緒に旅をした戦士の これまた弟子に会い、道連れに。 竜を倒した! 仲間が増えた!(笑) あ、大ボスは倒したけど 配下の「魔物」は生き残ってるんだ。 というわけで、敵があらわれました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
サンデーを買ったり買わなかったりなので、コミックスで穴埋めしてる感じなのだけど、まとめて読むとまた面白い…ガチか絵も良いしちょこっと抜けた顔になった絵も可愛い。細かい所までしっかり描き込んであるけどうるさくないし、セリフ多い所も読みやすいし、なんか…すごい(語彙力)
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【あらすじ】 長生きなエルフの魔法使い・フリーレン。弟子の魔法使い・フェルンと歩む旅の目的地は、再び魔王城。勇者たちの魂が眠るとされる地。この旅は、勇者たちとの冒険の足跡を辿ることでもあります。 道中、戦士の弟子・シュタルクとの出会いも――物語は、追憶と共に新たな局面へと進む。英雄たちの“系譜”を紡ぐ後日譚ファンタジー! ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 感想は最終巻にまとめて記載予定です。
Posted by
種族が異なるパーティーが10年の冒険から帰るところから物語が始まる珍しいパターン。その第2巻。 一貫しているのは全巻同様、時間軸、あるいは時間という感覚そのものの違いだ。せいぜい長く生きても100年程の人間と、ファンタジーの世界でいうところのエルフは1000年か、もしくはそれ以上...
種族が異なるパーティーが10年の冒険から帰るところから物語が始まる珍しいパターン。その第2巻。 一貫しているのは全巻同様、時間軸、あるいは時間という感覚そのものの違いだ。せいぜい長く生きても100年程の人間と、ファンタジーの世界でいうところのエルフは1000年か、もしくはそれ以上の長寿族。同じ10年を共に旅したといっても、感覚に違いがあるのは当然だ。必然的に、エルフは1人、また1人と人間の仲間を失っていく。しかし、エルフで魔法使いのフリーレンは、少しずつ変わってゆく。かつて旅した仲間との10年を振り返りながら、そこに散りばめられた、何気ないけど大切なきらめく思い出と共に、再び旅をする。それは、まさしく鎮魂の旅であり、葬送にふさわしい時間の流れを感じた。今回は新たな仲間が加わるが、葬送の意味にも新たな展開が加わる。。個人的に、人と人との別れに際し、癒しきれない深い悲しみにうちひしがれた時に、こんな風に、心の旅を、人もまたするのではないか、と思う。かつての愛しい人との思い出をひとつひとつ拾い上げ、そこに戻り、笑い、泣き、、亡き人への愛を確かめながら時をすごす。そうやって亡き人の、自分の、魂を鎮めるのではないだろうか。。ファンタジーの冒険譚ではあるけれど、大人の鑑賞にも充分堪える物語だと思う。きっと、救われる人がいるだろう。かくいう自分がそうだから。
Posted by
あら、2巻になって仲間も増えてで少年漫画っぽくなってきた!(=戦いシーン増えた)フェルンがいい感じに成長してますね。フリーレンの扱いとかシュタルクへの対応とか(笑)さて、フェルンシュタルクの二人は魔族のもとへ、フリーレンは大将のもとへ。軍配はどちらにあがる!?
Posted by
フリーレンが人間にあまり興味を持たなかったのは、寿命の差で置き去りになる哀しさからだろうね。 何度も経験しているから自分でも止められなくなっている習慣なのに、ヒンメル達との旅は無意識のうちに回想してしまう、その葛藤がいかにもエルフである。 同じ人間族でも他人のことがわからない者も...
フリーレンが人間にあまり興味を持たなかったのは、寿命の差で置き去りになる哀しさからだろうね。 何度も経験しているから自分でも止められなくなっている習慣なのに、ヒンメル達との旅は無意識のうちに回想してしまう、その葛藤がいかにもエルフである。 同じ人間族でも他人のことがわからない者もまた、同じ習慣を身につけるのだとしたら、これは我々のお話でもあるというわけだ。 「普通の人たち」とは異なると言う点ではエルフはむしろ魔族に近しいのだが、そうか、そこはエルフとオークのように相容れないわけか。 稀にある戦闘を除けば日常系とも読めるお話で、小ネタも面白いしほのぼのしているとさえ言えるのがまた良い。
Posted by
魔王城目指して、フリーレンの旅は続く。ついに魔族と出会い、戦いは激しくなっていきそうな予感。「ことば」をめぐる魔族のキャラクター描写もいいなあ。フェルンが早くもだいぶ大人になりつつあるところが、この物語にひっそりと哀しさを添えてますね…。もうひとり旅に加わったシュタルクもいいキャ...
魔王城目指して、フリーレンの旅は続く。ついに魔族と出会い、戦いは激しくなっていきそうな予感。「ことば」をめぐる魔族のキャラクター描写もいいなあ。フェルンが早くもだいぶ大人になりつつあるところが、この物語にひっそりと哀しさを添えてますね…。もうひとり旅に加わったシュタルクもいいキャラクター。この先の展開が楽しみです。
Posted by