しあわせなときの地図 の商品レビュー
戦争で、住んでいる場所を離れなければならないなんて…町の地図の、思い出の場所を繋ぐ…最初の町の絵と、最後の方の町の絵を見比べて、不安や悲しみ悔しさ怒り、いろんなものがこみあげてきた。でもソエが町に戻って来れると思いたい。戦争、やめてください。
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優しい絵で描かれた地図。ひとつひとつ場所には楽しかった思い出があります。地図を大切にしまって別れを告げます。いつか戦争が終わって戻ってこれるその日まで。
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戦争のせいで、家族と外国へ逃げなければならなくなったソエ。きっと悲しみをこらえながら、せめて楽しいことに目を向けて地図に印を付けたのでしょう。静かなやさしい絵で綴られる幸せな思い出…切なくなります。最初と最後のページの変化、今この世界にもある紛争地の悲しみに胸を突かれます。地図は...
戦争のせいで、家族と外国へ逃げなければならなくなったソエ。きっと悲しみをこらえながら、せめて楽しいことに目を向けて地図に印を付けたのでしょう。静かなやさしい絵で綴られる幸せな思い出…切なくなります。最初と最後のページの変化、今この世界にもある紛争地の悲しみに胸を突かれます。地図はソエに、「いつか帰って来てね」と言いたいのかもしれません。
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どこかで紹介されていた絵本。 子どもが読むとどう捉えているのだろう。 この時代だから、そしてこの先まで読み継がれていってほしい。
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戦争の理不尽さをやわらかいメッセージで訴えてくるよい絵本。 世界中で住む場所を奪われたたくさんの人たち。かつての日本でも命ともども街を破壊され‥それはごくごく普通の幸せな暮らしがなくなるということ。 日常の幸せに感謝せずにはいられない。
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素敵な物語でした。 戦争によって、暮らしている町を離れなければならないのは辛いけれど、そこでとても幸せな時間を過ごしてきたんだなと、改めて感じることのできる物語でした。 私も地図に印を記してみたくなりました。 楽しそう!
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〝生まれてからずっと、この町で暮らしてきたソエ。でも、戦争のせいで、家族と外国へ逃げなければならなくなりました。町を離れる前の晩、ソエは机の上に地図を広げて、10年の間に楽しいことがあった場所に印を付けていきました。自分が生まれた家、お爺ちゃんとお婆ちゃんの家、図書館、学校、公園...
〝生まれてからずっと、この町で暮らしてきたソエ。でも、戦争のせいで、家族と外国へ逃げなければならなくなりました。町を離れる前の晩、ソエは机の上に地図を広げて、10年の間に楽しいことがあった場所に印を付けていきました。自分が生まれた家、お爺ちゃんとお婆ちゃんの家、図書館、学校、公園、映画館...幸せな時をくれた場所に〟スペインの児童文学作家が、戦争がもたらす哀しみと理不尽さを通して、明日への希望に望みを繋ぐ心の詩を描いた絵本です。
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戦争で避難することになった少女が、今住む街を別れる前に地図に楽しかった場所に印をつける。 ウクライナ侵攻前に出版されていた。作者はスペインの方。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
優しく描かれた絵本 何んとも切ない 今現実に起こっている ウクライナの故郷を出て行かなければならない人々 と重なる 日常のささやかな喜び それに勝るものがあるでしょうか? これはスペインの内戦の話? いえ、特定しなくていいのですね 最初と最後のページの落差が胸を打つ どうかソエが再びこの町に戻って来れますように 平和がもどりますように ≪ この地図は しあわせなとき わたしの名 ≫
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[子どもの感想] 戦争がない時に生まれてよかったな。 と、言い、ちょっと、切なそうにしていた。 「作者のことば」もいい。ありふれた日常の幸せに感謝できるようになる一冊。
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