わたしもかわいく生まれたかったな の商品レビュー
共感できるエピソードが多くて一気に読めました。川村さんも私も良く言えば「おとなしい」悪く言うと「根暗」な部類に入るのでしょうが、川村さんは他者からの言葉に傷つくことがあっても、それをうまくかわしたり意に介さない芯の強さがあるなぁと思います。
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この人、くる、きてる、と思う。 今年のアメトーーク!を見て、そう思った。 なので、読んでみた。 「いや、暗いわっ!」想像以上に闇。 でも、やっぱりこの人、くる、と思う。
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現在の川村さんを形成したであろう、なかなかハードなエピソードと、それに対する実に川村さんらしい対応と妄想。 ここまで川村さんの脳内に近づいたことがなかったので、逆に親近感がわいた一冊。見かけどおりと見かけによらずが、交互に来るのもなかなかオツ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
p74 芸人になった後、当時のいじめのエピソードを話すと「どうやって乗り越えましたか?」と聞いていただくのですが、乗り越えてはいなくて、事実として受け止め、他に心の拠り所を見つけることで心を逃していました。 ↑これが小さい時にできていたなんて、相当精神的に大人で器の大きな方だと思いました。 p156 そして、最後小さな私がいつも見守ってくれている気持ちになりました。 「大丈夫?大丈夫だよ。大丈夫。」って。 なぜでしょう。涙が出てきます。 ↑この本を作るにあたって、小さい頃の自分と向き合うのは相当辛かったのではないかと思いました。でも書くことで浄化され、お空の上で整理整頓できて、気持ちの分類ができた気がしますとも書いてありました。とことん向き合うって大切だと思いました。
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心がほっこりする いじめられていたことを否定的に捉えず、ゆとりを持ってすごす 仲良くなりたい、近づきたいと思った人には真っ直ぐに当たっていく 私にはない考え方、ゆとりがあって面白い 小学生の時の1人遊びで、自由帳に鉛筆で均等に黒を塗りたくる遊びが1番面白かったと言っていたのが衝撃...
心がほっこりする いじめられていたことを否定的に捉えず、ゆとりを持ってすごす 仲良くなりたい、近づきたいと思った人には真っ直ぐに当たっていく 私にはない考え方、ゆとりがあって面白い 小学生の時の1人遊びで、自由帳に鉛筆で均等に黒を塗りたくる遊びが1番面白かったと言っていたのが衝撃的
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なにか新たな発見があったわけではないけれど、小さい頃を思い出すこの感じ、大人になった郷愁なんだろか、私も最近すごく小学生の頃を思い出している。でっかい宇宙のなかで自分という人間に生まれてきて、いろーんな体があったけどたまたま私の魂は私の体に宿って周りの魂を想像したりしてた。ってい...
なにか新たな発見があったわけではないけれど、小さい頃を思い出すこの感じ、大人になった郷愁なんだろか、私も最近すごく小学生の頃を思い出している。でっかい宇宙のなかで自分という人間に生まれてきて、いろーんな体があったけどたまたま私の魂は私の体に宿って周りの魂を想像したりしてた。っていう記憶をまた思い出している。 幼少期がやっぱり大事なんです、とまでいかなくても、幼少期も今も、瞬間瞬間に感じたこと、考えたことはけっこう記憶に残るなあと。
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川村さんの幼少期からの印象的な出来事が書かれていて、まず、記憶力がいいなと思いました。でも、記憶に残ってしまうような出来事だったからなのかもしれません。 小学生の頃、いじめを受けていても、いじめっ子に対してかわいそうだなぁ、と思っていたり、他に心の拠り所を見つけることで心を逃し...
川村さんの幼少期からの印象的な出来事が書かれていて、まず、記憶力がいいなと思いました。でも、記憶に残ってしまうような出来事だったからなのかもしれません。 小学生の頃、いじめを受けていても、いじめっ子に対してかわいそうだなぁ、と思っていたり、他に心の拠り所を見つけることで心を逃し、自分で生きて行く!一人で生きて行こう!と強くあったり、子どものときから達観していてすごいです。でもこれも、いじめを経て、そうならざるを得なかったのかもしれません。 父に「えみちゃん!えみちゃんはあまり綺麗なほうじゃないです。なので、字は綺麗なほうがいいから、書道を習いましょう。」(p17)と言われるなど、読んでいるだけで自分が言われた気持ちになって、ズキっと傷付くことも多かったですが、ちゃんと“ヒーロー”もいて、川村さんの気にしぃでやさしい、素敵な人柄が見えてほっこりするところもありました。
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