デリバリールーム の商品レビュー

西尾維新(著者)

2020/12/22

デリバリールームの意味は知らずに読み始めました。

妊娠出産をちょうど終えたばかりだったので
なんだかタイムリーなお話でした。

少し雰囲気が十二支のやつと似てる気がしました。

自分がこの招待を受けても参加しないだろうなぁと。
なかなか危険だったり怪しかったり…
妊娠、出産に関連しているようなゲームのネーミングとか
それに反して？妊婦には荷の重そうな内容だったりとか
面白く読めたけど、参加はほんとに推奨しないです(笑)

このテーマで小説書いちゃうの、
最後の話じゃないけど勇気あるなぁって感じですね(笑)

2020/12/20

幸せで安全な出産とお子様の輝かしい将来という報酬が提示されたデリバリールームへの参加招待状。それぞれ何癖もある訳あり妊婦達が集まり、優勝を目指してのゲームが始まる。中学生妊婦の宮子は果たして報酬を獲得出来るのか？デスゲームか物騒な、と思ったら内容としては「知力·体力·時の運」な某クイズ番組の妊娠知識徹底版で安心して読める。決勝戦以外は寧ろ物足りない位か←黒いな。宮子を始め5人の妊婦達の参加事情やゲームの本当の目的の斜め上なかっ飛び具合は相変わらず。良くも悪くも西尾さんといった印象からは外れず。想像妊娠ゲームでの裏事情暴露のやり取りは良かったけど結局ゲームは？あとベビーシャワーゲームの妊娠出産に纏わる問題、結構難しいのもあってつい答え調べてしまう。

2020/12/26

小さいサイズ、異なる紙質の紹介状が付いている特別仕様。妊婦小説。こんな物語は読んだことない。主人公が勝ち上がっていく姿は、清涼院流水『全日本じゃんけんトーナメント』や西尾維新『十二大戦』『刀語』を連想した。単純にゲームが進んでいくのではなく一癖も二癖もある展開は西尾さんの真骨頂。妊娠ネタ盛りだくさんで勉強になる点も多い。ベビーシャワーゲームのクイズの答えは結構分からないものがある。

2020/12/09

12月9日読了
1週間程要した
通常の書籍にはない、凝ったギミックが登場してきたのには驚いた。
また妊娠をテーマに話が展開されるのだが、男性の私にもそのリアルが伝わってきた。
良い意味で人間らしさ全開の人物らには胸打たれた。

しかしそれ故に読んでいて疲れた。
また一つ一つの事象に対する説明量が多いため、後半は速読のように目飛ばしで読むしかなかった。

小説よりもドラマで楽しみたいなぁという作品

2020/11/24

　中3の宮子は妊娠6ヶ月。途方に暮れている所へ参加費50万で安全で幸せな出産をできる「デリバリールーム」なる所への招待状が届き…

　参加妊婦それぞれに、どうしてもデリバリールームで産みたい理由があり、又その課題も変な物ばかり。宮子の頭の回転の速さには脱帽でしたが、ラストあの展開でどうなったのかちょっと心配でした。一山当たってくれると願ってます。

2020/11/18

戯言シリーズのデビュー当時から西尾維新をかなり読んできて、今ではその文体にすっかり馴染めなくなってしまった、離れどきだ、と思っていたのだが、妊婦の頭脳戦というテーマに惹かれて即決で購入。
久々に西尾維新作品で素直に「面白い」と感じた。テーマが興味のある内容だったから、昨今のジェンダー的な価値観に極力配慮されているのが感じられたから…というのもあるが、いくつかの軽妙な伏線回収も面白かった。

2020/10/31

ブラックユーモアなのかな。
出産ですよね。
男には分からない世界だと思います。
妊娠の理由が意外ですよね。
戸惑いながらもそれなりに楽しめました。

2020/10/22

なんというかもう…とんでもないブラックジョークを読まされたみたいな、そんな気持ち。色々ギリギリだよ。

2020/10/24

妊婦たちによる幸せで安全な出産を求めるデスゲーム？
中三・妊娠6ヶ月の儘宮宮子(ママミヤミヤコ)に届いたデリバリールーム招待状。
双子妊娠の生殖中毒アイドル妻壁めしべ、犯罪未亡人の嫁入細(ササメ)、被虐体質の隠れ才能もち母屋幸美(コウミ)、正体不明の産越初冬(ウブゴエウブユ)、キャリアウーマンの咲井乃緒(サイタイノオ)。
性別当てゲームの予選を経て5人が一回戦の産道ゲームという時間制限の毒ガス部屋からの脱出に挑み、次に想像妊娠ゲームという出産業スパイを当てるため、性体験を語り合う。
次は2対2のチーム戦、ベビーシャワーゲームでクイズ。
決勝戦は分娩ゲーム、スライドパズル。
「生命っち」という人工知能もどきでのし上がった甘藍社が提供するデリバリールーム。
宮子の父、秩父佐助が小説家でこのデリバリールームを書いているというメタネタ。

2020/10/05

儘宮宮子のもとに一通の招待状が届いた。書かれていたのは―ー

・参加費50万円
・幸せで安全な出産と、愛する我が子の輝かしい未来を獲得する未曽有のチャンスを進呈
・デリバリールームへの入室が必須

尋常ではない申し出に困惑しつつも、宮子はこの招待を受けることにする。それぞれの事情を抱えた妊婦5人がそこに集った。一体何が始まるのか? そして誰に安産の女神は微笑むのか!?