死後事務委任契約の実務 第2版 の商品レビュー
士業のための実践的な内容がここに 死後事務委任契約について、点が線につながったと感じた実用的な書籍でした 死後事務委任契約の法的な立ち位置、 出口を考えた時にどういうことを準備して備えておけばいいか 等、豊富な実例を学ぶことができましたおすすめの書籍です。 勉強になったこと...
士業のための実践的な内容がここに 死後事務委任契約について、点が線につながったと感じた実用的な書籍でした 死後事務委任契約の法的な立ち位置、 出口を考えた時にどういうことを準備して備えておけばいいか 等、豊富な実例を学ぶことができましたおすすめの書籍です。 勉強になったこと ・ちゃんと準備せずに無くなり無縁仏になる。これは社会全体のコストとして見過ごせない問題 ・死後事務委任契約は「溺れている依頼者を助けに行くようなものである」という筆者の考え ・報酬を保険で用意する場合に設定できる保険金額は100万円以下というケースがほとんど。そうすると「直葬+納骨または散骨」という最低限度のものしかできない ・緊急連絡先カードの発行 ・収入に関する情報も確認すべき、現在の契約状態です中長期的に維持することが可能かどうかを検討できる ・ペースメーカーや人工関節が体に入っているかどうかは必須の確認事項。そのまま火葬すると破裂することがある ・精神疾患をもつ依頼者の場合には、依存関係や過度の連絡を受けることもあるため、信頼関係を長く続けていく自信がなければ受任しない方がいい ・子供のいない夫婦双方からの受任する場合には「求めに応じてサポート」を行う条項を入れた方が良い ・相続人に解除されない条項があると安心 ・NTTの電話加入権は死後事務委任契約に明記することで受任者での解約が可能 ・墓じまいでの魂抜きで、僧侶の方へお布施を払うことになるが、石材店の作業員に快く、作業してもらうためのポイントにもなるので省略しないようにしたい ・死後事務委任契約の免責規定 ・死亡届の届出資格に任意後見受任者が追加された(令和2年5月1日より) ・依頼者の死後の電気ガス水道などの解約申し込みもうできる ・固定電話やインターネット接続サービス、クレジットカード契約など死後事務委任契約が認知されていないことが多く、相続人を求められることがある。事情を丁寧に説明し、契約書面の写しを提出すれば認められる可能性もある ・居住 不動産の引渡しがある場合には事前に郵便物の配送停止 請求書などの送付先変更 お手続きを済ませておきたい
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