ゼロ・コミッション革命 の商品レビュー
ブローカレッジの手数料をゼロにして、ストックベースでの手数料体系をいち早く取り入れた米国の証券会社であるチャールズシュワブについて書かれた本です。 仕事の関係上、証券会社のお客様が多いので読んでみましたが、徹底した顧客至上主義である社風が素晴らしいと思いました。 確かに、証券...
ブローカレッジの手数料をゼロにして、ストックベースでの手数料体系をいち早く取り入れた米国の証券会社であるチャールズシュワブについて書かれた本です。 仕事の関係上、証券会社のお客様が多いので読んでみましたが、徹底した顧客至上主義である社風が素晴らしいと思いました。 確かに、証券会社の営業マンはノルマベースで動いている日本だと、いつまで経ってもこのような風潮にならないと思います。あるべき姿を追求した姿を日本でも見習うべきだと思います。
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経営者として採用すべきは、自分の情熱をわかちあえる、必要とあればどんなことでも努力を惜しまない人間 起業家は挑戦しながら学ぶ 大きくなりたいから大きくなるのではない。事業への投資を通じて提供するサービスを改善していけるからだ 自分が正しいと確信していることのために戦う意志がある場合にのみ、よい結果が得られる。 投資において味方につけるべき重要な要素は、分散、長期、低コストだ かしこい投資とは何年も続けること 重要なのは市場でタイミングを計ることではなく、市場にいる時間(タイム)だ
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創業者のチャールズ・シュワブ氏の自伝ではありますが、創業からこれまであった困難・挫折と躍進・変革の詳細が書かれていて、失読症を乗り越えた自伝としてもビジネス書としても優れた内容でしたし、読んでて惹きつけられるものがありました。 1つの企業の歴史を見る本としても面白いですし、要所で...
創業者のチャールズ・シュワブ氏の自伝ではありますが、創業からこれまであった困難・挫折と躍進・変革の詳細が書かれていて、失読症を乗り越えた自伝としてもビジネス書としても優れた内容でしたし、読んでて惹きつけられるものがありました。 1つの企業の歴史を見る本としても面白いですし、要所で出てくる「重要なのは市場のタイミングを計ることではなく、市場にいる時間(タイム)だ」などの太字の経営や投資に関する格言的なものも深いものが多くてよかったです。
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金融機関に勤めています。読めば同じ感覚を覚えていただけるのではないかと思いますが、こういう顧客目線の会社を日本にも生み出していきたいという爽やかで力強い読後感です。
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