天国酒場 の商品レビュー
こんなところで、休日(できれば世の中は仕事の日)の明るいうちから、しみじみ飲みたい。まさに天国。運転手も必須だな
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癌で闘病中の弟が、『週刊プレイボーイ』に面白い連載があるよと教えてくれたのが「今週のハマりメシ」。その著者パリッコさんの本も買ったからと本作を貸してくれました。 パラダイス的立地にある飲酒できるお店。「天国酒場」とはどんなお店を指すのかを簡単に説明するとそういうことになるでしょ...
癌で闘病中の弟が、『週刊プレイボーイ』に面白い連載があるよと教えてくれたのが「今週のハマりメシ」。その著者パリッコさんの本も買ったからと本作を貸してくれました。 パラダイス的立地にある飲酒できるお店。「天国酒場」とはどんなお店を指すのかを簡単に説明するとそういうことになるでしょうか。酒飲みならばどうにかして行ってみたくなる文章と写真。どこもその店にいる気持ちになれます。 家系的に酒に強いわが家ではありますが、飲酒量としては私が断然多い。弟も強いけれど、せいぜい晩酌に350mlの缶ビール1本か日本酒1合かワインをグラスに2杯程度で、それほどは飲みません。 それが、癌になって抗がん剤との関係で飲酒を控えざるを得なくなり、酒と肴の記事を読んだり写真を見たりすると、ちびちび飲みたいなぁと思うことがあるらしく。心の裡を推し量ると姉としては切ないものがあります。代わりに私が飲むわ。(^^)
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昼酒は美味いです。幸せな気分になります。 それが屋外の公園や、河原であるならば、 さらに天国に昇るような気持ちになるので しょう。 そいうシチュエーションにある酒場を集め て紹介しているのが本書です。 よく言われますが、海の家で食べるラーメ ンは、そのシチュエーションも相まっ...
昼酒は美味いです。幸せな気分になります。 それが屋外の公園や、河原であるならば、 さらに天国に昇るような気持ちになるので しょう。 そいうシチュエーションにある酒場を集め て紹介しているのが本書です。 よく言われますが、海の家で食べるラーメ ンは、そのシチュエーションも相まって最 高に美味いと感じます。それの酒バージョ ンです。 横丁の怪しげな酒場であっても、昼は普通 の古い建物としか見えず、酒も似合わない です。 しかし天国酒場は明るい昼こそ、その魅力 を発揮するのです。 あの酒場放浪紀とは真逆の世界です。しか し健康的です。
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パリッコさんは身近な飲み仲間のような作家さんで、会った事は無いけれどどこか親しみの湧くお方です。庶民的なのもあるけれど、同年代という事が一番大きいかもしれません。 そして出没するエリアも僕の活動エリアと被っているので、イメージが湧くんですよね。 確か石神井公園にお住まいだったかな...
パリッコさんは身近な飲み仲間のような作家さんで、会った事は無いけれどどこか親しみの湧くお方です。庶民的なのもあるけれど、同年代という事が一番大きいかもしれません。 そして出没するエリアも僕の活動エリアと被っているので、イメージが湧くんですよね。 確か石神井公園にお住まいだったかなと思います(この本も石神井公園の紀伊国屋書店で買いました)。隣の駅で働いているのでその辺も親近感。 本作は「天国酒場」という新たな概念を提唱する本ですが、この本に出てくる店に詰めかけるよりも、自分なりの天国酒場を探したいですね。そして常連になってパリッコさんに紹介したい(笑) とはいえ冒頭の橋本屋は家のめっちゃ近所なんでさすがに行きたいです。座敷でだらりとして飲みたいです。 色々な天国酒場が紹介されていますが、もう存在しない店が結構あるんですね。やはり屋台的なところはさっくり無くなってしまうんですね。そのまぼろし感も天国って感じがします。 チェアリングといい天国酒場といい、新たな概念を産み出せるっていうのは才能ですよね。
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