米中ソに翻弄されたアジア史 の商品レビュー
図書館で借りた。 著者の一人、宮脇淳子先生からつながって見つけた本。 著者たちがカンボジアへ実際に足を踏み入れ、歴史から現在の国際関係までまとめ上げた本。カンボジアを中心とした東南アジアの歴史、近現代の政治史、国際関係と章分け&著者を分担して書かれている。 歴史の章だけでも、非常...
図書館で借りた。 著者の一人、宮脇淳子先生からつながって見つけた本。 著者たちがカンボジアへ実際に足を踏み入れ、歴史から現在の国際関係までまとめ上げた本。カンボジアを中心とした東南アジアの歴史、近現代の政治史、国際関係と章分け&著者を分担して書かれている。 歴史の章だけでも、非常に深く、実に興味深い!さらには国際関係、日本人の視点だけでは気付けない、カンボジア人視点を知り学ぶことができる。 カンボジアから見た日本、米中ロなど、新たな知見・視点を積み重ねることができた気がします。
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カンボジアの歴史の近現代史。カンボジアはほぼ知らないと言っても過言のない国なので、とても勉強になりました。中国と共産党に蹂躙されすぎ。そして王様がいい加減すぎて…。 今はまた中国に間接侵略されているみたいですが、どうなってしまうのでしょうか?そして日本も傍観してはいられないな、と...
カンボジアの歴史の近現代史。カンボジアはほぼ知らないと言っても過言のない国なので、とても勉強になりました。中国と共産党に蹂躙されすぎ。そして王様がいい加減すぎて…。 今はまた中国に間接侵略されているみたいですが、どうなってしまうのでしょうか?そして日本も傍観してはいられないな、と思うのですが、私にできることは今いる中国人に精日になってもらうようにするくらいか…?
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江崎さんが出される書籍は、全て読もうとAmazonで予約し、購入させていただきました。 様々な思いがある中で、その道の専門家が想いを込めて書いた内容に、知らなかったことを知る喜びと、大きな力の波に翻弄されて、大変な思いをされた方々への同情の念と、最低限、国民のためにという意識さえ...
江崎さんが出される書籍は、全て読もうとAmazonで予約し、購入させていただきました。 様々な思いがある中で、その道の専門家が想いを込めて書いた内容に、知らなかったことを知る喜びと、大きな力の波に翻弄されて、大変な思いをされた方々への同情の念と、最低限、国民のためにという意識さえあれば避けられた難癖に対する悲しみ、いろいろな思いが交錯しました。 思いの方が先に立って、なこなか気持ちの整理がつきません。 読み進めていくあいだに、何度となく、「なんて馬鹿なことを」という言葉が心の中で浮かびました。 まだ消化できていませんが、一番に強く感じていることは、「国を守る力がない場合、国民は蹂躙され翻弄される」ということです。 自分にとって一番大切な家族が、決して悲しい思いをしないために、自らができることをしっかりやっていくことしか、方法はないんだなと感じました。 なるべく多くの人に読んでもらって、これらの思いを共有できればと感じました。
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※このレビューにはネタバレを含みます
カンボジアといえばアンコールワット、それからポル・ポトの虐殺があったということを辛うじて知っていた程度だったが、かなり複雑で壮絶な歴史を歩んで来たことが分かった。タイトルの通り米中ソに翻弄された他、ベトナムとの関係、残留日本兵が与えた影響など知らない事実がたくさんあった。シハヌーク国王の行動を見ると、「私の命はどうなっても良い」とマッカーサーに仰った昭和天皇はじめ、改めて日本の天皇は誇らしいなとも感じた。 これからの対チャイナ関係において、カンボジアはじめ東南アジアの情勢にも注視してみようと思う。
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