活眼活学 増補新版 の商品レビュー
著者が著名な方とは知らないし、タイトルに多少心動いて読んでみた本。最初は「心」がどうのと似非科学のオカルトの本なのかと、半ば諦めながら読み進めると、思いの外、コンサバティブな意見で大いに同感。漢字についての解説など「目から鱗」なお話しで大いに興味をそそってくれた。ところが進むにつ...
著者が著名な方とは知らないし、タイトルに多少心動いて読んでみた本。最初は「心」がどうのと似非科学のオカルトの本なのかと、半ば諦めながら読み進めると、思いの外、コンサバティブな意見で大いに同感。漢字についての解説など「目から鱗」なお話しで大いに興味をそそってくれた。ところが進むにつれて著者の得意分野であろう支那中国の古典が並び始めると、一気に読み進めなくなる。ただ、その中身は冒頭で感じるのと同じ、納得、盗みたくなるもの。もう少し漢文の素養と根気があれば、結構役立つ本になっていただろう。
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【印象に残った話】 ・進を己に求めるべきで、人に求めてはならない ・進を人に求めることは富や地位を得る富貴利達の栄に過ぎないが、富貴利達とは結局、求めたところで必ずしも手に入るかどうか分からない ・一方、道を行い、学を修めることは、自分に内在するため、自ら啓発しなければならない道業学術の精である 【アクションプラン】 ・自分が好きなこと、得意なこと、続けても苦にならない事を継続する
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道を知る、徳を積む。 仁を誓う。 きょはくぎょく曰く、当年五十にして四十九の非を知り、六十にして六十化した。淮南子にある言葉。
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