MUJIN 無尽(巻之八) の商品レビュー

岡田屋鉄蔵(著者)

2024/02/09

新選組との絡みもあり、基本的には楽しめる作品なんだけど、なんでだろ、ちょっと読むのをしんどく感じてしまった。続きを読むかは、う～ん、微妙。

2020/11/07

あくまで江戸視点から見た幕末が描かれていて面白い。将軍は二度も朝廷の要求で上洛して攘夷を約束させられ、薩長は勝手に外国と戦争を始めて幕府が後始末に追われる。治安の悪化で川開きの花火も中止となり、江戸っ子は西国連中への反感を募らせ上様に同情を寄せた。伊庭八郎も将軍警固のため上洛し、殺伐とした京都の様子を見聞して事態の深刻さを実感する。池田屋騒動、禁門の変、長州征討令、下関戦争と続き、長州の命脈は尽きるかと思われたが、八郎は長州侮り難しと焦燥感を強めていく。江戸っ子の長州への反感を象徴して、何度か現れる高杉晋作の表情は悪魔そのもの。これは、下関戦争講和会議での高杉の様子を、アーネスト・サトウが「悪魔のように傲然としていた」と書き残しているからか。

2020/10/01

幕末=京ではなく当時の江戸で何があったのか描かれていて、目から鱗。
そして、土方さーん(-"-;A ...アセアセ
物語の結末も分かっているのだけど、やはり薩長は苦手だ。
高杉の(ﾟдﾟ)！

女性陣は左近も礼子もかわいいなぁ。癒しだわ。