暴虐帝の蜜愛花嫁 孤独な皇女は愛にとろける の商品レビュー
味方がいない中で弟を守ってきたアディーヤ。皇女といってもそのイメージとはかけ離れた生活で、自分が好かれるはずがない、大切にされるはずがないと本気で思っているのが悲しくなる。母の身分や自分の目の色なんて、自分ではどうしようもないものなのに。リュークに嫁いでからも、その自信のなさと周...
味方がいない中で弟を守ってきたアディーヤ。皇女といってもそのイメージとはかけ離れた生活で、自分が好かれるはずがない、大切にされるはずがないと本気で思っているのが悲しくなる。母の身分や自分の目の色なんて、自分ではどうしようもないものなのに。リュークに嫁いでからも、その自信のなさと周りからの悪意が原因ですれ違うのがもどかしくて仕方がなかったけれど、それでも少しずつリュークの気持ちが伝わっていくのは嬉しくなる。今までとは違う幸せな暮らしを手に入れたアディーヤが、表情豊かになっていくのをもっと見たくなった。
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