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AORライトメロウプレミアム(01) の商品レビュー

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2020/11/16

本書は、1999年に初版が出版され、2001年に増補改訂版が出された、ディスク・ガイドとしては異例のベストセラーを記録した『AOR Light Mellow』の、20年振りの完全リニューアル版のエディション01である。 AORライトメロウを主宰し、本書の共著者である金澤寿和氏によ...

本書は、1999年に初版が出版され、2001年に増補改訂版が出された、ディスク・ガイドとしては異例のベストセラーを記録した『AOR Light Mellow』の、20年振りの完全リニューアル版のエディション01である。 AORライトメロウを主宰し、本書の共著者である金澤寿和氏によれば、今回は3部作を予定しており、「エディション01では大物アーティストとプレ期、エディション02では黄金期のスタートから90年代初頭まで、エディション03ではそれ以降のシーンの動きをレア・グルーヴ・ムーヴメント以降の発掘アイテムと現行アーティストの両面から追っていく」とのことである。 エディション01で取り上げられている大物アーティスト(レジェンド)30人は、Boz Scaggs、Bobby Caldwell、Steely Dan、Donald Fagen、The Doobie Brothers、Michael McDonald、Airplay、TOTO、Chicago、Bill Champlin、Gino Vannelli、Christopher Cross、Michael Franks、Kenny Rankin、Ben Sidran、James Taylor、Ned Doheny、Stephen Bishop、Bill LaBounty、Rupert Holmes、Robbie Dupree、Kenny Loggins、Pages、Al Jarreau、Average White Band、Daryl Hall & John Oates、Paul Davis、America、Player、Mellisa Manchesterで、計260枚が取り上げられている。 また、プレ期については、~1973年、1973年、1974~75年の3期に分けて、計340枚が紹介されている。 私は、1980年代半ばに大学生活を送り、一通り出揃ったAORミュージシャンのLPを貸しレコード屋で借りては片っ端から聞いていたつもりなのだが、本書で取り上げられているアーティストの幅はかなり広く(著者も書いている通り、一般にはAORに分類されないアーティストも入っている)、30人のレジェンドの中でもカバーしていなかったアーティストはいる。一方で、AORのど真ん中と思われながら、30人に入っていないアーティストも多数いるので、彼らはエディション02で取り上げられるのだろう。今から楽しみである。 最近は、当時のLPレコードの多くがCD化されて安価で入手できて嬉しい限りだが(「AOR Light Mellow 1000」のラインナップも更に増やして欲しい!)、本書も参考にしつつ、懐かしいアルバムを増やしていきたいと思う。

Posted byブクログ