ずんずん! の商品レビュー
読み終えたぁ。現代版の山本一力さんってどうなるかなって考えたけど取り越し苦労 まるで長屋のある江戸時代を思い浮かべる出来栄えですね。無骨な一本気の、ズンズンと読む事出来た。牛乳は好きで毎日飲むけど、ビン牛乳がこれほどの効果あるとは考えたことがないよ、もうあるもんだとしか思えないっ...
読み終えたぁ。現代版の山本一力さんってどうなるかなって考えたけど取り越し苦労 まるで長屋のある江戸時代を思い浮かべる出来栄えですね。無骨な一本気の、ズンズンと読む事出来た。牛乳は好きで毎日飲むけど、ビン牛乳がこれほどの効果あるとは考えたことがないよ、もうあるもんだとしか思えないって事=誤り シジミ売りに豆腐売りにいつも同じ時間に来るのが重要で 口に入れる商売がどれだけ大事かを知った ミルク珈琲とコロッケパンが常に出てきたけど、いいね。生産者 加工 配達人の連携とか気付けて勉強になります。みきと亮介はウーン
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ドラマ化されていたとはつゆ知らず。 ものすごい日本神話だけど、 こういう部分が今の日本にも残っていると 信じたい。 これがファンタジーに思ってしまう世界に なりませんように。
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纏ミルク浜町店の新年の仕事はじめは午前4時。配達員の田代は、湯川さん宅の保冷ボックスに小さな異変を発見し…。牛乳宅配店主と地域の仲間たちのおいしく温かな日々を描く。
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次々と登場する人物についてのエピソードが展開していく。その話自体は面白く読めたけど、一人一人に感情移入がしにくくかった。 でも読んでいると、牛乳が飲みたくなってくるのは確かで、カフェラテではなくミルクコーヒーに共感できるのは、歳のせいなのかも。
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単調なことを続けられる有難さ、そして気配りの日本人精神、といったテーマは良かった。が、単調な物語は読み終えるのがしんどかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
牛乳販売店が舞台かと思いきや、メインはその販売店に魅せられた業界人達の奮闘と、そこここで景気よく爆誕する職場恋愛だった。あらゆることが全部うまくいきます。読んだのは牛乳配達員が表紙に描かれた文庫版だったが、ググって確認した単行本の表紙にはアートディレクターの玉枝らしき人物が大きく描かれていた。 主人公チームのライバル会社以外の登場人物がことごとく超超超超超善人で、正直ちょっと気持ち悪いくらいなんだけども、その分そのライバル会社の人間は普通に盗聴など違法スレスレのことをしており、善と悪それぞれの振り切り方が面白い。
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テレビドラマは、小説の中のほんの一部でした。でも、ドラマは良かった。 だから、小説はもっと広くて厚みがあると思わずに読みました。 ドラマティックではない日常を支える人たちの、でも一人ひとりはかけがえのない暮らしを生きていることを、ていねいに描いている小説でした。 でも、それにして...
テレビドラマは、小説の中のほんの一部でした。でも、ドラマは良かった。 だから、小説はもっと広くて厚みがあると思わずに読みました。 ドラマティックではない日常を支える人たちの、でも一人ひとりはかけがえのない暮らしを生きていることを、ていねいに描いている小説でした。 でも、それにしてはできすぎな繋がりが、やっぱり小説だし、それがいいのかな。
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牛乳の宅配は、「日本ならではの文化」。これが幾度となく繰り返して強調される。筆者のあとがき、コロナ禍ゆえ、なおさら考えさせられる人が陰ながら支え、心配りする人の暮らし。
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