バカという生き方 の商品レビュー
二分割成功と生産性で人間を評価するのは、アウシュビッツの思想(入り口に「働けば自由になる」=マイノリティの社会的弱者の多数殺)と何ら変わりない。という言葉が印象的。 世の中は、「問題発見能力>問題解決能力」というのは、学校教育と社会に出てからの仕事でも明らかであろう。学校教育まで...
二分割成功と生産性で人間を評価するのは、アウシュビッツの思想(入り口に「働けば自由になる」=マイノリティの社会的弱者の多数殺)と何ら変わりない。という言葉が印象的。 世の中は、「問題発見能力>問題解決能力」というのは、学校教育と社会に出てからの仕事でも明らかであろう。学校教育までは、答えがあることに対して解を求めてきたが、社会は、むしろ答えがない事象に対して、何が課題なのかを探ることから始まる。 トルーマン大統領が、高卒で原爆を落とした元凶だったことは、初めて知ったが、いい例だと思う。(累進課税91%にして、社会が好景気になった例) また、ものごとを、固定的に捉えるのではなく、形成過程として捉えれば、自ずと課題が見えてくるのかもしれない
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1章 バカの効用―目の前の世界を変えていくチカラ(決めつけほど、まずいものはない;そもそも「バカ」の人ってどんな人のこと?;バカの壁と利口の壁;バカが世界を変える) 2章 バカと劣等感―「バカ」呼ばわりは損をするだけ(人をバカにする人、しない人;小さなことに幸福を感じる能力;グレ...
1章 バカの効用―目の前の世界を変えていくチカラ(決めつけほど、まずいものはない;そもそも「バカ」の人ってどんな人のこと?;バカの壁と利口の壁;バカが世界を変える) 2章 バカと劣等感―「バカ」呼ばわりは損をするだけ(人をバカにする人、しない人;小さなことに幸福を感じる能力;グレーゾーンとグラデーション) 3章 バカの知恵―変えられるところから変える(思い込みという病―二分割思考の落とし穴;無理なことは無理しない―2つの心理療法) 4章 バカの楽しみ―「小さな度胸試し」で正解のない世界を楽しむ(パーソナリティ障害だけは要注意;どんな感情も放っておけば収まってくる) 不安の隣で生きていく、ポストコロナの新しい価値観とは否定や中傷が渦巻くSNS、ギスギスした世の中
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筆者の考え方自体は面白いのだが、 謳われている内容はどれも論理的な視点ではなく、 著者の所感と経験ばかりで描かれているように見えます。 「バカという生き方を肯定する」 という話ではあるのですが、その裏で、 「著者自身がバカという生き方を見下しちゃいないか?」 と感じるところもあ...
筆者の考え方自体は面白いのだが、 謳われている内容はどれも論理的な視点ではなく、 著者の所感と経験ばかりで描かれているように見えます。 「バカという生き方を肯定する」 という話ではあるのですが、その裏で、 「著者自身がバカという生き方を見下しちゃいないか?」 と感じるところもありました。 何となく鼻につくというか、、、 自分はバカじゃない感が文の節々から感じられる。 新書で買う程の本では無かったかな。。。 ただ先述の通り、 著者の考え方自体は面白いところがあったので、 星2つとしました。
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